昨日、初回が始まりました。私自身もこの講義を通して土木史について勉強していきたいと思っているので、楽しみな講義です。
都市基盤コースの2年生の必修の講義なのですが、全学の一般教養科目にも設定されておりまして、フタを開けてみたら100名以上の受講希望者。しかも、都市基盤コースの2年生と、それ以外の学生には、異なる教室があてがわれていたようで、講義開始後に大混乱。とりあえず、まったく収容しきれないのですが、土木棟のセミナー室に入ってもらいました。
適当にやる?一般教養科目と思ってもらうと火傷しますので、講義の趣旨、進め方を説明すると20人くらい出て行ったでしょうか。それでも100名くらい残っています。教科書を講義中に学生たちが読むことを前提とした講義なので、40冊は事前に購入して配布する準備をしていましたが全く足りません。これくらいのハプニングには全く動じずに対応できますので、一部、床に座ってもらって講義を始めました。
都市基盤の学部3年生も多くの学生が受講してくれ、教員には負担にはなりますが、うれしいことです。研究室の4年生、M2にも受講を希望する学生が少数おり、大混乱の今日は去ってもらいましたが、次週以降は大きな部屋に移動して行なうので、受講OKの連絡をしました。
初回は「建設材料の開発」。教科書の14章から始め、さかのぼっていく、という斬新?なスタイルをとっています。日本の歴史教育の欠点に対する私なりのアクションです。
これだけ大人数相手の講義を大学で行なうのは初めてなのですが、彼らの期待に応えられるよう、しっかり準備をしたいと思います。