細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

論語

2011-10-15 22:29:09 | 人生論

論語はすごいですね、当たり前ですが。

長女と今年の4月から、論語を読んでいます。斎藤孝さんが「声に出して読む論語」という本で100個、厳選されており、これを娘と1年かけて音読することにしています。約半年で60個ほど読んできたので順調なペースです。娘には私が意味を解説していますが、もちろん私も勉強になっています。

「内に省みてやましからずんば、それ何をか憂え、何をかおそれん。」

自分の心に問うて何もやましいことが無いくらいに、しっかりと自分のやるべきことをやっていれば、何も憂えたり、恐れるようなことは無いはずだ。というような意味でしょうが、まさにその通り。自分が不安になったりイライラするのは決まって、本来やるべきことをやっていないときです。

先週末の3連休あたりから、自身のペースが上がってきており、今週末は予算の申請書に全力投球です。もちろん家事・育児もバリバリやっています。

今年は自分では納得できる申請書が出来上がりそうで、今の全力を出し切ろうと思います。昨年は落選しましたが、申請書の内容、迫力としては昨年とは比べ物にならないと思っています。これで落ちたら仕方ない。敵?の方が上手だったということです。

今の私にとってやるべきこと、やりたいことは明確です。仕事でも、家庭でも、趣味でも。それをしっかりやることもそれほど大変ではなく、コツはとにかく行動すること。気が向かないのであれば気が向くことで行動する。その流れで自然に本来やるべきことも実行に移せる。

そのようにしていると、本当に、孔子先生のおっしゃるような境地に至ります。