細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

たまり場構想

2013-05-09 18:30:18 | 職場のこと

鞆の浦での様々な経験を踏まえて,人間の組織においてはコミュニケーションが致命的に重要であり,それを活性化するためには「たまり場」が重要であることに気付き,我々の研究室でもたまり場を作って機能させたいな,と思っています。

今年度の私のテーマの一つは「徹底的に実践」ですので,研究室のたまり場になりそうな有力候補の302室というミーティングルーム(兼資料室,兼解析ルーム)に私もなるべく自分の身を置くようにしています。私はどこでも仕事ができるので,302室で勉強して原稿執筆したりするようにし,その時間帯を研究室のメンバーに公開して,トライアルを始めてみました。

ほとんど人が来ませんね。今日はもう1時間半くらいいますが,一人も来ません。
(その後,博士課程の学生が2人,来ました。)

ニーズが無いのか,私が一人でいると入りにくいのか,皆さん忙しいのか知りませんけれど。

私が海外渡航している間は,打ち合わせしたくてもできないだろうから,春学期からのロケットスタートをした方がいいのでは,とおせっかいを焼き,なるべくコミュニケーションした方がよいと思うので,いろいろ提案してみていますが,それほどニーズが無いようです。

困ったら学生から勝手にやってくるでしょうから,あまりおせっかいを焼くのはやめようかと思います。

無用な心配しても仕方なさそうなので,私も思い切って海外で羽を伸ばしてきます。


「燃えさせて」くれます

2013-05-09 17:49:43 | 教育のこと

5月4日の地引網でのこと。

今年度,高専から学部3年に編入してきた男子学生たちも地引網に参加していたのですが,岐阜高専から来た学生が,「先生,写真一緒に撮ってください」。

「何でやねん」と言いつつも,一緒に辻堂海岸をバックに写真を撮りました。

出身校の研究室の指導教員の先生に,「横浜国大に,コンクリート界のホープがおるから,そこに行け」と言われたそうです。「面識はないけど」とのことでした。

ありがたいですね。とてもうれしいです。一所懸命にやっていれば,見てくださっている方はおられます。大学での教育とは真剣勝負ですから,志高く入ってきていただけると,こちらもファイティングスピリットに火が付きます。

私の研究室に来たい,とのことでしたので,ぜひ来てください。

今日の夕方,講義3連発が終わった後,横浜市の方々が今年度の相談に来られましたが,昨年,林さんと行った,維持管理の資格取得を目指す横浜市の技術者のための夜間研修を今年もやりたいそうです。受講生からも好評だったそうです。今年は私も非常にタイトなのですが,職員の方々が私の講義を受けたい,とのこと。こういうのはうれしいですね。

もちろん非常にタイトではあるのですが,横浜市の今後の維持管理のことを考えると,信頼関係をじっくりと構築しておくことは非常に重要と思います。すべては人と人のつながりですから,今年もタイトなスケジュールの合間を縫って,夜間研修の講師を務めることになろうかと思います。