伊勢神宮の式年遷宮が今年行われるのは有名ですが,信じる信じないは別にして,式年遷宮と世の中の変動は関係があるようです。
最初の式年遷宮は690年に実施されたとのことですから,とんでもない伝統です。
前回の式年遷宮は1993年,その前は1973年。
1993年以降,我が国はバブル崩壊後の時代に突入し,阪神大震災,オウム事件を経験し,そしてとどめを刺すかのように東日本大震災が起りました。
その前の1973年の式年遷宮以降は,Japan as No.1の時代と言ってよいかと思います。
ある識者のコメントでは,過去の式年遷宮をさかのぼっても,やはりすべて時代のターニングポイントになっている,とのことです。1849年や1869年の式年遷宮はまさにそうですね。
というわけで,2013年の今年の式年遷宮も,時代の大きなターニングポイントになることは間違いないように思います。どのように変わっていくのか,歴史の最前線を生きる当事者として,わくわくするような,どきどきするような。
そして,私はたまたまですが,1973年生まれなので,自分の節目ごとに式年遷宮が行なわれることになります。次の遷宮が2033年だとして,私は還暦。その頃にはどのような社会になっているでしょうか。想像もできません。2053年は私は生きれいれば80歳のおじいちゃんですが,全くもってそのころの社会は予測不可能。
今年は時間を見つけて伊勢神宮にお参りに行こうと企んでいます。