年度が終わろうとしています。今年度は人前で講演したり話したりする機会がやたら多くなったように思います。自分の考えを聴衆に発信するわけです。
私自身は、世の中は多様である方がよいと基本的に思っている人間です。
いろんな考え方や、いろんな人がいることはもちろん受け入れるべきことだし、多様であることが生物、自然において原則であるように思います。
自分自身の考えを頑なに貫くつもりもありません。これまでも、様々な方々の影響を受けてきましたし、今でも影響を受ける人の数はどんどんと増えて行っています。
私自身も変化し続けますが、それでも根幹には確固たるコアがあると思っています。
多様を許容しつつも、おかしいと思えばおかしいと言うべきと思います。もしくは、言うだけでなく、状況を改善するために行動を実践するべきと思います。
教育する立場にもありますので、おかしな感性の人間にならないよう、哲学や、真の偉人・先達の生き様・考え方の勉強も重ねたいと思います。
不惑に到達して約3年ですので、もはや自分の基本スタイルは変えるべきではないと思います。不器用で泥臭いのは仕方ないですが、周囲と連携して、私にしかできないことが少なくないことも見えてきました。そのようなことにチャレンジさせていただける境遇、これまで育てていただいた方々に感謝です。
一つ一つの状況において、私自身の原則に基づいて選択、判断することを重ねていくのみです。
私のやるべきことは、2016年度の研究をしっかりと行うこと。出来得る努力をしてみたいと思います。