9月の中盤、あまりに出張が続き、長女も「何でそんなに出張が多いの?」とやや呆れ返るような状況でした。足で稼ぐ教育者、研究者ですので、すいません。。。
9月21、22日も釜石の辺りに出張する予定だったのですが、台風で建設現場も被災し(一切ニュースにはなっていません)、私の相手をしてくれる予定だった手間本監督官もてんやわんやということで、出張がキャンセルになりました。
21日は久しぶりに大学に行き(何と、9月6日以来。。。)、複数の学生の研究指導を行いました。(ちなみに、研究指導は大学でのみ行っているわけではなく、現場に同行している学生に指導してます。。。) 25日の午前6時締切りの論文を投稿する留学生もいたので、出張を取りやめて大学で議論できてよかったと思いました。その後、やり取りを重ねて、25日の午前5時30ごろに論文投稿完了。。。。
21日、22日はいつも出張ばかりでご迷惑をかけている義理の母にお休みいただいて、私が子供たちの世話をすることに。
22日だったかと思いますが、夕食後、長女は25日からに迫っている期末テストの勉強を開始。次女は金曜日が終わった、ということで少しテレビ鑑賞。少し長女の機嫌が悪そうだな、とは思ったのですが、私も一緒にテレビを見ていました。
その後、自室で勉強していたはずの長女が、部屋を出て様子が少しおかしかったので、呼びました。
「何をイライラしている?」という問いかけから始まり、いろいろと溜まっていそうなので、とにかく話させました。
期末テストが迫ってプレッシャーもあったようですが、それ以外にも中学校のクラスでストレスの溜まることがいくつかあり、それらをすべて吐き出させました。途中から、お風呂から上がってきた次女も加わって、カーペットの上に三人で座っておしゃべり。
イライラすることは誰にだってありますが、人間は「刺激」を受け「反応」します。刺激と反応の間に、各人の「選択」があります。同じ刺激を受けても、反応は人によって異なります。自分の考え方次第でストレスになる場合もあるし、真逆になる場合もあります。そのようなことを長女の直面した事例すべてにおいて具体的に説明しました。長女は納得して聴いており、次女も興味深そうに聴いていました。
すべて吐き出した後は、途中から笑いが多くなり、三人で大笑いをした場面も何度もありました。そうこうしているうちに奥さんも帰ってきました。
長女はすっかり機嫌がよくなり、期末テストの勉強を再開。何度も「ありがとね」と言ってました。
8才のくせにおませなことを言う次女は、「やっぱりパパは、笑顔の元だね」だとか。
おしゃべりは大切です。
ときどき著作を読んでいつもすがすがしい気持ちにさせていただく外山滋比古先生の「知的な老い方」もあっという間に読了しましたが、楽しいおしゃべり、ほど気持ちを若く保つものはない、と書かれていたように思います。
その後、翌日23日の土曜日の夕方には長女と自転車でスポーツセンターへ。自転車が7km,30分のランニングの後、スイミング900m。最高の気分でした。
さらに翌日24日の日曜日の昼前には次女と自転車でお気に入りの公園へ。私は公園で体操。途中の長い商店街でお祭りをやっており、寄り道しながら次女も私も楽しみました。
仕事、家庭、趣味のバランスも上手く取れるよう、努力です。
平成29年度の前半戦も終了に近づいています。相変わらずあちこちを動き回っていますが、10月からの後半戦に向けて体制を整えつつあります。
昨年度も、2016年9月23日から節酒を開始し、目標は5割の日で休肝日。年末の時点で45%の休肝日でした。
今年は、9月17日から節酒を開始しました。目標は昨年と同じで5割。節酒体制を年度末まで続けるつもりです。一年中節制して過ごすのも今の自分には向いていないので、超繁忙期の年度後半を節制して過ごす、というパターンで今年度も行ってみます。
今日は日帰りで鞆の浦に出張でした。鞆中学校と鞆小学校をそれぞれ訪問し、10月4日に予定されている両校での防災授業の打ち合わせ。鞆小学校の方で思わぬ収穫でした。小学校4年生の総合的学習の時間で20時間(1時間が、45分の一コマの授業に相当)程度を、土砂災害等の防災学習に当てたい、とのこと。女性の元気な先生が担任です。すでに5時間が終わったところで、10月4日には土砂災害の模型実験を一緒に行うことになりました。その先のストーリーはこれから相談しながらですが、これだけのビッグチャンスもなかなか巡り合えるものでもありません。担当学生の4年生の平塚君には足繫く通ってもらい、この防災授業を成功させてもらいたいと思います。
昨日の25日は、盛岡から飛島建設のトンネル現場を訪問しましたが、大変に勉強させていただきました。最近は山岳トンネルの現場を訪問する機会が増えていますが、自分が勉強したいので訪問しています。9月には九州地方整備局の山岳トンネルの品質確保の試行工事の現場も2つ訪問し、今後もフォローアップしていければと思います。
上記の鞆や、トンネル現場も含め、私の関与する研究プロジェクトの種まきを、年度の前半に頑張ってきたつもりです。
今後も種まきももちろん続くのですが、芽を育てたり、プロジェクトの佳境に差し掛かったり、成果を刈り取ったり、とそれぞれのプロジェクトで様々なステージに入っていくと思いますが、楽しみです。
相変わらず、本当に様々な方々と知り合い、語り合い、一緒に研究プロジェクトを進めていけるのはありがたいことであり、感謝の気持ちを常に忘れずに、自身の役割を果たしたいと思います。