ロードバイクを購入したのが昨年、2017年のGW。その2年前、2015年の4月にクロスバイクを購入。その前は、ママチャリしか乗ったことありませんでした。。。
かなり衰えていた体も2015年から自転車や水泳などで鍛え始め、痛かった右ひざとも上手く付き合っていけるようになり、いろいろと欲も出てきました。トライアスロンに出るにはまだまだ鍛える必要があると思いますが、知人のアドバイスもあり、まずはヒルクライムから始めてみることにしました。復興道路のプロジェクトで数知れず三陸には通ってきましたが、その三陸の大槌で開催されるヒルクライムです。5月20日に第3回目が開催され、参加してきました。
というわけで、素人ヒルクライム報告。
18日(金)に釜石に入り、日中は仕事もして、夜は親友の手間本さんが気仙沼から来てくれて、飲みました。気の置けない友との時間は、何事にも代えがたい楽しい時間ですね。この夜も、楽しい幸せな時間でした。
自転車をどうやって大槌まで運ぶか、というところから今回はチャレンジでしたが、自転車の宅配サービスがあり、配送キットの段ボールに収納して、新花巻のレンタカー屋に送り、レンタカーで釜石まで来ました。私一人の場合、これでよいですが、チームや仲間と来るときはまた手段が変わるのでしょうね、それはそれで勉強。
19日(土)は、どんなコースなのか、まずは下見。
結構きつい坂道だなー。
すごくきれいな山つつじ?も咲き乱れてました。
標高1000mのゴール付近まで車で到着。風力発電の風車がたくさん立ってました。
下見の日は天候が悪く、寒く、ここまで無事にたどり着けるのだろうか、と不安になりました。。。
下見を終えて、山道を下り、スタート地点に近い辺りで車を止めて、自転車の組み立て。メカに弱いので、サドルが上手く固定できませんでしたが、しばらく悪戦苦闘して、構造を理解して、固定完了。ただ、翌日にレースに出てみると、私よりサドルの高い人ばかりで、サドルの位置の改善の余地あり、かも。
組み立てた自転車で試走。なんか、行けそう。。。(甘かった)
自然たっぷりの素敵なコースでした。
完全な山道。
下ってくると、復興道路の現場もありました。この橋梁の床版打込みも視察したことがあります。。。奥に見えるトンネルは、小槌第一トンネルで、私たちのメインフィールドの一つでした。。。やっぱりこのヒルクライムにしてよかった。頑張ろう。
復興で建てられた町営の住宅群も増えていました。
さて、コースの下見を終えて、自転車も組み立てたので、大槌の大型ショッピングセンター、マスト、で昼食。本屋にはヒルクライムコーナーもありました。昨年のレースの状況の動画もあり、一人、気持ちがやや高まる。
三陸にお金を落とす、という社会貢献の気持ちから?お昼はスタミナの付きそうな食事をいただきました。結構なお値段しましたが、マストの中の果物屋も、マンゴーやキウイ、メロンなど、東京よりも高かったかも。輸送費がかかっているのでしょうね。
昼食後、ヒルクライムの参加登録のため、城山公園へ。ここは、2011年4月に、土木学会の大震災の調査団として来たところで、その後、7月ごろにもう一度来たと思いますが、それ以来です。
城山公園の説明。
その後、大槌のアイルーム(ホテル)にチェックインし、休息。フルーツ(キウイ、チェリー、メロン、マンゴー)や、黒酢の飲み物、ジュース、スポンジケーキのような和菓子、あんこ餅(よもぎ)などを買い込んで、これらが夕食と翌朝の朝食。当然この日は禁酒。
さて、レース当日。個人で競技に参加するのは初めて?昔やっていたスポーツはバスケなので。レースに参加する、というのはなかなか不思議な気分でした。
大会事務局からもらった袋に入っていた地元の小学生?からのメッセージ。3回目の大会ですが、今後も発展することを祈念いたします。
そして・・・
9kmのパレード区間を皆で走り、プラス2kmでスタート地点へ。
いよいよスタート。
序盤の上りがかなりきつい、とは聞いていたものの、全くペース配分が分からず、40代の皆さんと一緒にスタートし、それなりに漕いではいたものの、2kmを少し過ぎた辺りでどうにも無理になり、息が上がり、自転車から降りました。これはきついなー、と思いながらも、自転車を押して山道を歩いて登りました。息が整ってきたら再び走り始め、3kmちょっとでまたきつくなり、降りました。その後は、結局はゴールまで一度も降りることなく、13kmのコースを完走できました。1時間21分。
まあまず、自転車を降りるという愚行(オーバーペースによる)をやめるだけで、かなりタイムは短縮できると思うし、しっかりトレーニングすれば、この大会の場合1時間ちょうどくらいまではレベルアップできるように感じました。来年出るとすれば、1時間10分を目標にしたいと思います。
天気もよく、ゴールしたときはうれしかった。ゴール直前の坂がめちゃきつく、自転車を降りたら太ももがプルプルしてました。
ゴールで振舞われた軽食。大変においしかった。
昨年よりも参加者が減ったそうです。前日の運動会が悪天で延期になり、運動会を優先したお父さんもいたのか、というような話も聞きましたが、来年以降、盛り上がることを期待します。
下山(下山はスピードがすごい!)後に、自転車も解体して片付けもすべて終えてから、閉会式へ。カキご飯いただきました。片付けも勉強です。実際、段取り、実行、片付け、すべて勉強です。一つのプロジェクトをマネジメントする、という観点では、本当に何事も勉強であるということを、本業でも趣味でも家庭でも、学び続けております。。。
振舞いの方々。ありがとうございます!
総合優勝から3位までの方々の表彰。トップは40分ちょっと。すごすぎ。
初参加なので、まずは完走でOK。素敵な大会だったので、今後も参加してみたいし、全国あちこちでいろいろな大会があるようなので、チャレンジを重ねてみたいと思います。