10月に入ると、私の場合は講義の負担が春学期に比べて格段に増え、また学生たちの研究も追込みの時期に入ってくることもあり、春学期に比べて大学にいることのニーズが増えてきます。
10月2日に滋賀・福井県に日帰り出張するまで、各地を飛び回っていましたが、その後、大型の出張はなく、今日、久しぶりに日帰りで金沢へ出張です。日帰り、悲しい。。。
その間、遠出の出張は無かったのですが、ここ数日、かなり疲れがたまっています。今週を振り返っても、結局、月曜から木曜まで昼休みも全くない状況。昨日は、1限から3限まですべて講義で、昼休みもミーティング。講義終了後も結局17時過ぎまでいわゆる休憩なしで研究打ち合わせや仕事。10月以降、平日の起きている時間(で食事や懇親会の時間以外)は通勤時間も含めてほとんど仕事か家事などをしている、というような状況になってしまいます。決して良い状況ではないのですが、現実はこうです。ただ、睡眠時間を削るのは最終手段(2月などごく一部の時期を除いてほとんど使わない手段)で、10月の段階では睡眠はしっかり確保しています。
私の場合、どの時間も大事で、結局はどの時間も楽しんではいます。昨日の3つの講義(博士(英語)、修士、学部3年)もすべて楽しかったし、昼休みの学生見学会マネジメントチームのミーティングでも3月の見学会の計画を立てており、とても楽しみです。昨日のお茶会(3名)も、30分の間、防災のミニ教室になりました。
さて、その状況で、いよいよ各地へ動き出すことになります。春学期や夏休みほど派手には動けませんが、28日(日)の午後は釜石へ移動し、夜は関係者8名で懇親し、29日(月)には小佐野高架橋の視察、高耐久床版の手引き改訂の打ち合わせ、その後気仙沼へ移動して気仙沼湾横断橋の建設現場の視察をして、戻ってきます。
東北地方整備局の高耐久床版の手引き改訂を今年度中に行い、2019年3月5日(火)に仙台で講習会を開催することがすでに決まっています。私の研究室で行ってきた、高耐久床版のひび割れ抑制の研究成果も相当に盛り込まれますので、非常に大事な局面です。
11月9日(金)には、岩手県の譜代村の辺りの橋梁現場での高耐久床版の打込み、養生までの一連のプロセスを一日かけて視察します。
今年の秋、冬も様々な研究活動で東北のあちこちに通うことになりそうです。
学生たちも頑張って研究を進めてくれており、いくつもの研究プロジェクトが輻輳していますが、チームでよく連携して、何とか前進していければと思います。
私がチームリーダーとして戦略を考えるべきことがいくつもあり、手が回っていない状況でもあります。手を抜くべきことは徹底的に手を抜いて、時間を創り出し、ゆったりと思考する時間を確保しないと、チームリーダーとしての責任を果たせません。さらなる努力が必要。
疲れてはいますが、早速、もう一段、ギアを上げる必要が出てきました。
「活動」開始、です。