7月も第2週が始まり、私の生活も少しずつ日常へと戻ってきています。
ですが、九州の豪雨災害。大変な被害となっており、その上にさらに豪雨が続くということで大変に心配です。マスコミ(テレビ)を見ていると、またか、と思ってしまいますが、「過去に経験したことのない雨」とか「命をまもる行動を」などの繰り返し。命をまもる行動を取っても、自宅などの財産が大変な損害を受けることもあります。避難しなくてよいような安全な国土にしていくことが最も大事なのでは?そのような論調なしに、逃げろ、命を守れ、と言い続けることで彼らは責任を果たしていると思っているのでしょうか。
適切なインフラ投資を継続しなければ、今後、毎年毎年、大規模な災害が連発し、インフラ投資を怠り続ければ、災害の規模もどんどんと甚大化していくことでしょう。信じられない人は、第二次大戦後の日本の自然災害による死者数を見てください。あって当たり前と思われてしまうインフラですが、インフラが劣化したり、無くなったりすると、これだけの人口が安全に住める国土では全くない、という当たり前のことを学校教育でも教えるべきですね。
そして、災害が甚大化すれば、それに対して、マスコミが今のような報道を続け、さらにそのトーンが過熱していくことを想像するとそれだけでうんざりします。
7月に入り、二つの入試が無事に終わりました。一つは大学院の特別選抜試験で、今年はオンラインでの面接試験となりました。もう一つは、高専からの編入学試験で、こちらは大学で筆記試験と面接を実施しました。想定される様々な状況に対して入試の主担当者を中心に準備をして臨みましたが、特にトラブルなく、無事に終了して教室主任としてもホッとしました。
今週から出張が入り始めました。今のところ、7月に3件、すべて東北ですが、出張が予定されており、これも少しずつですが、日常へ戻ってきている感覚になります。
子どもたちも学校生活や塾などが日常に戻ってきており、長女のお弁当作りは本日で12個となりました。
また、今日から学生実験のコンクリート実験が始まり、私が主担当ですが、オンラインで実施します。コンクリート実験をオンラインで、というのは極めて困難な条件ですが、TAたちとも相談しながら、できうる限りの内容を準備してきたつもりです。
少しずつ日常に戻ってきている面もありますが、私の研究室にも、一時帰国で母国に戻ったまま、日本に帰ってこれない留学生もいます。
新しい留学生として10月に来日が決まっている方々がどうなるのかも、非常に不透明です。
グローバリズムにより巻き起こされたと言っても過言でないコロナの問題に対して、人間が不適切な対応をしたがために社会が大混乱状況に陥ってしまい、元の日常に回復するのはほぼ不可能であろうと思っています。
行き過ぎたグローバリズムから、適切なナショナリズム,その上でのインターナショナリズムへと方向転換すべきとも私は思うので、全く元の状態に戻る必要もないとは思いますが、いずれにせよ、世界中の人々が多大な影響を受けることは必至です。
しばらくは激動、混乱が続く、と覚悟しておいた方がよいのかもしれません。
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