細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

激烈な塩害環境

2015-07-06 12:33:12 | 研究のこと

7月1日(水)~3日(金)まで、宮古島と沖縄本島に350委員会(品質確保)で出張してきました。

日頃の行いが良いのか、自称晴れ男が多く集まり過ぎたのか、天候にもこれ以上ないくらい恵まれ、二日目には船上から長大橋梁(離島架橋)を見学することもでき、大変に勉強になりました。

以下が、今回のスケジュールです。

1日目(7月1日)(宮古島)
・宮古島入り
・世渡橋
・池間大橋(陸上+耐震補強現場)
・伊良部大橋
・伊良部大橋暴露試験場

2日目(7月2日)(宮古島)
・池間大橋(海上視察)
・伊良部大橋(海上視察)
・来間大橋(陸上)
・深江橋+深江橋暴露試験体
・沖縄本島へ移動

3日目(7月3日)(沖縄本島)
・古宇利大橋暴露試験場
・古宇利大橋
・辺土名暴露試験場
・旧呉我橋
・(新)呉我橋(メタル橋)
・会議(南部土木事務所)

高温多湿の激烈な塩害環境で、コンクリート構造物の高耐久化を真摯に実践されてこられた、350委員の風間さん、富山先生らと沖縄県の方々の取組みに感銘を受けるとともに、3日目の最後の会議では、現場をじっくりと見た後の沖縄の取組みのプレゼンと、350の山口&東北の取組みのプレゼン、その後のディスカッションががっちりとかみ合い、今後の新しい方向性も見えてきました。

いつまでも記憶に残る委員会地方場所になりそうです。




池間大橋の陸上視察。きちんと潮の引いている時間帯を選んでおられました。すべての段取りがパーフェクト、さすが風間さんでした。



船上から伊良部大橋。



しっかりと勉強しております、350の面々。



来間大橋も潮の引いているタイミングで桁下に入りました。これは農道。



潮の引いているタイミングでないと入れないところで塩害レクチャー。



来間島のこの展望台からの眺めはあまりにも美しい。これも、光の差す時間帯も計算して、風間さんが段取りを組まれていました。



来間島の展望台にて記念撮影。


下地島の通り池。



飛行機マニアには聖地、らしい、下地島空港の滑走路の端っこ。



最終日、激烈な塩害環境でボロボロになった通行止めの橋も見ました。


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