6/7(金),6/8(土)と,発刊が近づいている示方書の維持管理編の読み合わせ会でした。
二日間,拘束されていやだなあ,というのが正直な気持ちだったのですが,思いのほか面白かったです(大学生みたいな感想ですいません,いつまでも子供なもので...)。
数名ずつのグループに分かれて,担当箇所を一字一句吟味していきました。一人が声で読み上げて,その場で修正していく。恥ずかしながら,ここまでの読み合わせを初めてやりましたので,とても勉強になりました。また,そのような作業が,発刊される示方書の実際の文章になっていく,ということにもとてもやりがいを感じました。
そして,今日,6/9(日)は,以前から継続して行っている,プライベートの示方書勉強会です。3月に発刊された,設計編,施工編の勉強をします。実際に改訂に携わったメンバーも多くいますので,疑問もぶつけ合いますが,裏事情も含めた詳細な説明もしてもらい,濃厚に勉強できればと思います。
私自身は,設計規準の策定,改訂に直接関わったのは,PC工学会の高強度PC鋼材の設計施工指針の作成が初めてでした。何も分からないまま,指針作成WGの主査に据えられ,実務者が作成していく過程をすべて見させていただき,今となっては非常に良い勉強をさせていただいたと感謝しております。
その後,今回の示方書の改訂のメンバーにも入り,施工編,維持管理編を中心に実際の内容の作成に関わるようになり,少しずつ理解が深まってきています。
今日実施する示方書勉強会は,私の日記によると,2007年9月に富士の民宿にて,表層品質の調査のときに「示方書勉強会をやろう」と有志で決意し,その後,実行に移し,継続してきました。
一つの区切りとして,2009年6月12日にJR東日本の石橋忠良博士にインタビューを行い,多くの知識を吸収しました。もう4年前になるのですね,早い。
そして,その後は,示方書勉強会の効果もいろいろなところに派生していますが,JCIのランドマーク委員会での角田先生,池田先生のインタビューなどにもつながっていると思いますし,勉強会のメンバーが実際に示方書の改訂のメンバーに入るようになってきています。
示方書の改訂作業があったので,その期間,勉強会の頻度は落ちていましたが,また次回の改訂に向けて情報交換や切磋琢磨をする一つの場として,機能を高めていきたいと思っています。
金,土,日としっかり勉強すると,気持ちがよいです。やはり,勉強と実践,ですね。バランスが大事。
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