細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

転換点

2013-02-28 05:57:25 | 人生論

23日が一つの大きな変化の日で,その後,すでに5日経過しましたが,毎日,変化が進んでいます。

昨日は,午前に卒論の指導(本日28日が卒論の審査会,とても楽しみです)をして,12時半に東京へ。飯田橋でJCIランドマーク委員会をやっていたのでそれに参加。石橋,角田,池田インタビューを中核で実施してきましたので,私がこれまでインタビューで教わってきたことや,次から次へと湧いてくるアイディアを委員の皆様にお伝えしました。

その後,原宿に移動して,1時間ほど,国会での参考人質問を終えてへとへと?のNHK解説委員の後藤千恵さんとおしゃべり。当初の目的であった,後藤さんのfacebookのアカウントを作る,ということも結局達成されないほど,おしゃべりのしっぱなし。後藤さんも鞆の浦に行きたくて仕方なくなって,3/19の夜にみんなで行くことになりそうです。みんな家族を連れて行くことになるかも。そして,3/20(水)に鞆の浦ツアーです,おそらく。

3/20(水)はまた一つの変化の日になるでしょうね。そして,その前日,3/19(火)の午前は,藤井聡先生と私が一戦交える日です。ここでも何かが起きるでしょう。

後藤さんとお話しした後,電車に乗る前に,鞆の浦の羽田冨美江さんと電話でおしゃべり。その前に羽田さんから感動的な感謝のメールが届いていたからですが,やはり羽田さんと話していると不思議な気分になります。

それからタクシーも使って大学へ19時前に戻りました。お弁当を食べてから,卒論の指導。

卒論生,すごく頑張ってます。すでに彼らも完全に変化しています。11ヶ月前に,私たちの研究室に入ってきたときの彼ら,彼女らと全く別人です。

藤井先生に教わって時代の預言者と思われる村上春樹の長編小説をむさぼるように読んだのが2012年の3月以降。「海辺のカフカ」に出てくる「世界一タフたる少年」になるべく,私も決意を藤井先生に伝えましたが,どうやら私は「世界一タフたる少年」になってしまったようです。ここからどのように進化するかお楽しみに。

そして,村上春樹の「1Q84」では,「クールでタフな青豆さん」が主人公です。私もかなり以前から講義などで,「我々タフな世代が行う本物の教育を受けて育つ最強世代がこれから出てくる」と言ってきました。その最強世代が本当に日本を変えていく,という確信に近いものを持っていました。その「クールでタフな」世代が出てきました。今年の4年生です。

赤間君が鞆の浦で熱血ドボ研のメンバーに「細田先生に4年間,教わってきましたから」とさらっと言っていました。「研究室に入ったのは4年生になってからなのに?」と思っていましたが,彼らにとっては4年間,ずっと私の教育を受けてきた気分になるのでしょうね。

今年の2年生はもっとすごそうです。私の土木史と技術者倫理の授業でのレポートがすごいのです。彼らは完全に「クールでタフな」世代です。もう大丈夫。時代は変わりました。

さあ,今日はこれから卒論の審査会。私は教務委員でもあるので,司会進行も務めます。

夜は研究室の打上げ!

ここまで9年半,細田研究室はいよいよ準備の段階を終えたようです。今年が転換点になるのでしょう。ここから,HPにも究極の目標の一つとして公開している世界トップレベルの研究室に向けて,本物のチャレンジが始まります。みんなで歩んでいきましょう。


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