12/18(木)~20(土)で、私の2014年内の大型出張が終わりました。三陸国道事務所での品質確保の勉強会、構造物群の視察が主たる目的でした。
東北地方整備局管内でのコンクリート構造物の品質確保については、同志たちが連携して可能な限りの手を打って、着実に、スピード感を持って進めてきました。
三陸国道事務所では、金濱主任監督官が2014年2月3日(月)の仙台での品質確保勉強会(産官学)にも出席されたときに、この取組みの重要性を感得され、12月19日(金)の勉強会につながりました。これまでにも、単発的な臨時の勉強会は6月6日(金)に小本道路工事の施工者の現場事務所で開催したり、とそれなりにやってきましたが、本格的な、国交省の三陸国道事務所主催の勉強会は初めてでした。
大盛況に終わったと思います。
学からは、田村先生、細田、阿波先生、小山田先生が、それぞれの観点から話題提供。
後半は、三陸国道事務所管内の施工者さんが2件、トンネル覆工コンクリート(田老第六)の品質確保と、現在進行中の小本道路工事での橋梁下部工の品質確保について、秀逸な話題提供がありました。また、最後に、金濱監督官の話題提供もありました。
産官学の話題提供となりました。勉強会の司会進行もやられてアップアップ状態の金濱さんをサポートするため、後半の司会進行は私が引き受けました。学の人間はこんなことばっかりやってますので、お安いご用です。今後は、監督官の負担を少しでも減らすよう、学の我々に「仕事を投げてください」とお願いしておきました。
懇親会も大変に楽しく、三陸国道事務所管内での「協働」の雰囲気がほぼ醸成できたかと思います。
今後は、施工者さんもそれぞれの創意工夫を発揮されるでしょうし、グングンと構造物の品質が向上してくるはずです。それを定量的に調査で証明しましょう。
さて、いよいよ、構造物の施工記録をデータベース化していく作戦の実行に入ります。いよいよ、です。
今日は、12/21(日)ですが、大学に出勤して、学生たちの研究指導や、私の滞っている業務の消化です。
明日、12/22(月)は夕方に、PC工学会で防災の研究委員会で、最終忘年会。翌日、家族の待つパリへ出発です。
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