昨日は、12/19(金)の三陸国道事務所での勉強会も無事に終えた翌日で、事務所管内の建設中の構造物(復興道路)を見学し、施工者さんとも対話をしました。
その見学も終えて、盛岡までバスで戻りましたが、本州一の厳寒の地である藪川(やぶかわ)でもトイレ休憩し、さらに岩山から、冬景色の盛岡を一望しました。
田村先生とバスの中で以下のような会話をしました。
細田 「2014年はこれで終わりですね。今年、田村先生と一緒に過ごした日を列挙すると、すさまじいと思いますよ。イスタンブール、東北(複数回)、土木学会講堂での350委員会の初回ワークショップ、津和野・グラントワ・油谷の棚田、等々。一日として普通の日はありませんでしたからね。」
田村 「そうだね。こういう日々を経験していると、日常もさわやかな気分で過ごせるわ。」
実は、前日の12/19(金)に、盛岡から区界峠を越えて宮古へ向かう106号線で事故が起こり、まったく動かなくなりました。午後からの品質確保の勉強会に間に合わなくなる可能性もあり、皆さんはかなり焦ったようです。バスを諦めて電車で向かうことも考えましたが、電車も20分の遅れ。結局は、事故車両の回収も終わり、何とかバスで三陸国道事務所に到着することができました。
冬の厳しい道路事情も様々な観点から勉強することができ、復興道路、復興支援道路の必要性を、皆が心の底から納得できたのではないかと思います。
昨夜、土曜日は出張の行程をすべて無事に終えて、18時半ごろには帰宅できました。おいしい夕食を実家で用意してくれており、歓談しながら夕食をいただいた後、ぐっすりと寝ました。
夜中の1時過ぎに目覚め、「ああ、まだ朝まで寝られる」とホッとした瞬間は、幸せでした。
ゆっくり寝られる、というごくごく日常の一シーンですが、日常のありがたさ、に感謝しました。
さて、一晩ぐっすり寝ましたので、今日は日曜日ですが、学生たちの指導も含めてしっかり仕事します。成田からのパリ出発まであと二日間。しっかりと仕事・事務作業等をこなし、フランスでは論文・解説文の執筆を、家族との時間の中で楽しみたいと思います。
まだまだ非日常的な時間が続きますが、どの時間も大切に。
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