R.05.09.24 梅 毒 NO.3970
一時期我が家に下宿していた通いの娼婦(お女郎さんといった…源氏名は
「小太郎」)が、梅毒にり患した。劇薬「ろくろく」を打たれて、生死の境を彷徨
するほどの高熱にさいなまれうんうんと涙を流してうなっていた。
それでも梅毒は治癒した。 気立てがよかったのでしょうか、その後もらい下げ
を申し出る人がいたので、落籍して苦界から出て行った。 今生きていれば100歳
くらいの人だった。 また、当時では珍しくハーフの娼婦(源氏名を「ひばり」といった)
がいて、昼間我が家にやってきて、我が家の仏壇に向かって、一心不乱にお経を唱えていた。
こんな女に誰がした。 そんな心境だったのだろう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます