小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

ウソとホラ

2013-10-31 08:12:50 | 日記
            ウ ソ と ホ ラ    NO.214
「淡路島や大阪城は私のもの」など、上沼恵美子の有名な?大ボラは犯罪にならない。  だって、誰もそんな荒唐無稽なことを信用しないし、大ボラのために損害を被る人もいない。
でも、ウソが犯罪になる場合があります。  絶対に儲かるからと「投資」を唆(そそのか)したり、そのウソを信じてこませてお金をだまし取るような場合です。
ところで、高齢化社会となって長寿の人が増えました。
どこのシルバーとか、シニアの集いに行っても結構な高齢者がいらっしゃる。   そして、そんなところには必ずと言ってよいほど、大言壮語のご老人がいらっしゃる。
株で大儲けをした、とか、アパートを50室も持っていてその家賃収入があって、お金は遣っても使っても減らないで増えるばかりだ。
有名な会社の重役をしていたんだ、などなど。
言ってるご本人は気持ちがいいのでしょうが、聞いてる方はバカバカしくって仕方がない。
事実そういうご身分の人もいないではないでしょうが、そういうことを言いふらす御仁には全くの妄想ということがしばしばあります。
でも、本人はウソを言ってる認識がない(おおむね老人性痴呆「認知症」である場合が多い)。
でも、認知症の患者が言うそういうことに対して、反論したり詰問すると激怒します・・・「そういう人の言うことは、たとえバカバカしくっても、否定や反問してはいけない」・・・と「認知症と付き合う方法」という本に書いています。
「また言ってる」くらいに聞き流すことが利口なようです。
それとも「じゃ 社会福祉施設にご寄附いただけませんか?」と言ってみるのもいいのかも?




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引き潮

2013-10-30 08:54:09 | 日記
          引 き 潮    NO.212
 その時のインドネシアでもそうでした。
海面の水位が突然沖合までスーと引いて行って、海は砂浜になって鯛やヒラメなどの高級魚が手掴みで拾えた。
魚拾いに夢中になっていた庶民は、その10分後に突然やって来た津波にさらわれて犠牲になった。 津波は起きる前に必ず引き潮になる。 
それを知らなかった人は死にました。
今、円高という引き潮があって、フランスやイタリアのブランド品が格安になって、銀座や六本木当たりの高級ショップが大繁盛の様子です。
海外旅行も割安になって若者や中年以降の有閑富裕層世代が競って、海外力に興じているという。
でも、そんなのって長くいつまでも続くものではありません。
自然現象もそうですが、社会現象だってその例外ではないのではないでしょうか?


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偽りの万能薬

2013-10-29 20:19:20 | 日記
           偽 り の 万 能 薬  NO.212 
 安倍政権と黒川日銀総裁はいわゆる「アベノミクス」と称して、異次元の金融緩和をくりひろげています。
新聞報道によると確かに、今はそれなりに景気動向は上向きとなっているようですが、そもそも「金融緩和」という誰にだってできる単純な政策が果たしてそんなに賢明な施策なんでしょうか?
アーネスト・ヘミングウエーによると「通貨を膨張させるというやり方は、へたくそな国家経営者の第1番目に飛びつくニセの万能薬だ」「2番目が戦争だ」言っています。
通貨膨張も戦争もつかの間の繁栄をもたらせるが、それが永遠の崩壊につながるものであるから、ニセ薬なんだということです。
なまじ、ニセ薬なんか服用しない方が賢明でしょう。
ところが、この両者とも政治的な人気取の政治屋どもの駆け込む「駆け込み寺」になっていると指摘しています。
そして民衆はそういう手法にだまされていつも痛い目に遭わされるのです。
 「新通貨戦争」 浜 矩子 著  朝日新書 を参考にしました。
   
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漁夫の利

2013-10-27 20:09:13 | 日記
           漁 夫 の 利        NO.211
 ハマグリが餌を食おうと思って口を開けたとたんに、カニが貝の身を喰ってやろうとはさみを差し込んだ。
ハマグリの方はやられてたまるものかと、カニのハサミを挟んだまま口を閉じてしまった。
ハマグリは身を挟まれていて身動きできないし、カニの方もはさみを喰いこまれているから身動きができない。
そうこうしているうちに塩が引いて、海底は砂浜になってしまった。
そこへ漁夫が通りかかって、何の努力もしないでハマグリとカニの獲物を一度にゲットすることができたというお話。  これが「漁夫の利」
銀行は資金繰りが悪化した企業から貸金を回収したいが、企業側は一旦借りたお金は返したくないし、不景気なために仕入れた在庫品が売れないばかりか、値崩れを起こして担保割れの状態になっていて、在庫品が売れたとしても売った資金で借金を返済出る状態でもない。
バブル崩壊時の銀行や不動産業界がそういう状態でした。
多くの企業が破たんし多くの銀行が破たん寸前の状態になった。
こういう時には資金力にものを言わせて、そんなボロ銀行をただ同然のコストで買収したり、企業の在庫品を強奪するような安値で買い叩いて買占め、それを転売して大儲けをするなどという「鮫」が現れる。
それは、アメリカを中心とした「ファウンドグループ」で、今はその「サメ」は、円高・ドル安・低金利・に便乗して石油や穀物を買占め、莫大な「漁夫の利」を上げている。
生活保護者と非正規社員・派遣社員などのワーキングプアーを反目させて
、政治への憤懣に視線を向けさせない「キャンペーン」にもそういう下心が見える。

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漁夫の利

2013-10-27 20:09:13 | 日記
           漁 夫 の 利        NO.211
 ハマグリが餌を食おうと思って口を開けたとたんに、カニが貝の身を喰ってやろうとはさみを差し込んだ。
ハマグリの方はやられてたまるものかと、カニのハサミを挟んだまま口を閉じてしまった。
ハマグリは身を挟まれていて身動きできないし、カニの方もはさみを喰いこまれているから身動きができない。
そうこうしているうちに塩が引いて、海底は砂浜になってしまった。
そこへ漁夫が通りかかって、何の努力もしないでハマグリとカニの獲物を一度にゲットすることができたというお話。  これが「漁夫の利」
銀行は資金繰りが悪化した企業から貸金を回収したいが、企業側は一旦借りたお金は返したくないし、不景気なために仕入れた在庫品が売れないばかりか、値崩れを起こして担保割れの状態になっていて、在庫品が売れたとしても売った資金で借金を返済出る状態でもない。
バブル崩壊時の銀行や不動産業界がそういう状態でした。
多くの企業が破たんし多くの銀行が破たん寸前の状態になった。
こういう時には資金力にものを言わせて、そんなボロ銀行をただ同然のコストで買収したり、企業の在庫品を強奪するような安値で買い叩いて買占め、それを転売して大儲けをするなどという「鮫」が現れる。
それは、アメリカを中心とした「ファウンドグループ」で、今はその「サメ」は、円高・ドル安・低金利・に便乗して石油や穀物を買占め、莫大な「漁夫の利」を上げている。
生活保護者と非正規社員・派遣社員などのワーキングプアーを反目させて
、政治への憤懣に視線を向けさせない「キャンペーン」にもそういう下心が見える。

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