29.02.01 株 NO.1422
アメリカでトランプ大統領が誕生して、それでアメリカの経済成長が加速されると
いう期待感が高まって、ニューヨークの株式が史上最高値を更新するという椿事が発
生しました。 トランプは大統領発足時としては史上最低の支持率のハチャメチャ
人物であることは周知のところで、4年の任期を全うすることができるのかどうかが
危ぶまれているという人物なのにです。
じゃあなぜ株価が上がるのかといいますと、アメリカだって日本だって同じこと、株
価を上下させて幻想を蔓延させて、素人を株の売買に引きずり込んで損をさせ、その
分「投資家」が設けるという仕組みだからです。
そのうち、トランプの政権担当能力に疑問が生じて、株価は下落するでしょう。
素人はまだまだ下がるのではないかと狼狽し、損をして持ち株を売るのです。
アメリカの株価が18年で2倍になったと、日本の株も夢よもう一度と証券業界関係
者は期待しているようですが、日本ではバブル時37,800円だった平均株価がバ
ブルがはじけて7,900円に下落しそれが今やっと2万円台になっているだけで、
しかもこの相場は人為的に操作された株価であることは「知る人ぞ知る」(知らない
人は知らない)公然の秘密なのです。