同 病 NO.155
「同病相憐れむ」と言いますね。 ガンに罹ったものにしかガンの痛みはわからないし、喘息に罹ったひとにしか喘息の苦しみはわからない。
だから、同じ病気の人がお互いに助け合いに励まし合って行こうというサークルもあります。
そういうこと自体悪いことではありませんし、また、病気によっては心の持ち方次第で、かなり病状の改善に影響がある場合だってあるようです。
でも、所詮そうしたからといって病気が完治するわけではないでしょう。
さて、今回の経済不況による企業の金欠病は、不況に苦しむ同業者がたむろして、お互いのキズ口を舐めあってのんきなことを言っていられるようなものではありません。
ですから、溺れる人の頭を踏んずけてでも、助けてくれとせがむ人からなけなしの食糧を略奪してでも、一刻も早く苦境から逃避しなければ共倒れになってしまう・・・というような悲壮感がうかがえます。
優良と嘱望されていた巨大企業の大幅なリストラやブラックと言われる企業の跋扈などは、まさに末期の生存競争の様相を呈している感じがします。
なんでこんな世の中になってしまったのでしょうかね。
「同病相憐れむ」と言いますね。 ガンに罹ったものにしかガンの痛みはわからないし、喘息に罹ったひとにしか喘息の苦しみはわからない。
だから、同じ病気の人がお互いに助け合いに励まし合って行こうというサークルもあります。
そういうこと自体悪いことではありませんし、また、病気によっては心の持ち方次第で、かなり病状の改善に影響がある場合だってあるようです。
でも、所詮そうしたからといって病気が完治するわけではないでしょう。
さて、今回の経済不況による企業の金欠病は、不況に苦しむ同業者がたむろして、お互いのキズ口を舐めあってのんきなことを言っていられるようなものではありません。
ですから、溺れる人の頭を踏んずけてでも、助けてくれとせがむ人からなけなしの食糧を略奪してでも、一刻も早く苦境から逃避しなければ共倒れになってしまう・・・というような悲壮感がうかがえます。
優良と嘱望されていた巨大企業の大幅なリストラやブラックと言われる企業の跋扈などは、まさに末期の生存競争の様相を呈している感じがします。
なんでこんな世の中になってしまったのでしょうかね。