27.08.01 27. 8 月 の 川 柳 NO.873
橋下に 続いて潰せ 無法安倍 めちゃくちゃやんか
道徳は 大人が先と 違うんか 道徳教育重視？
かもしれぬ やることあるうち 死にはせぬ かもしれぬ
ふしぶしが 痛い痛いと 嘆き節 耐用年数？
この夏も 戦争反対 蝉しぐれ セミの鳴き声聞いてみ？
反戦と 命の限り セミが鳴く なるほど、そう鳴いてる
あれこれと 根ほり葉ほりは やめようよ ばあちゃんうるさいな～
輸入肉 たれの工夫で 旨くなり 空腹が一番やけど
我が総理 猫にやらせて みればいい 猫だって駅長出来てた
27.07.31 仏 の 顔 NO.872
「仏の顔も三度まで」と言われます。 少々の悪事を働いても慈愛に満ちた仏さんならば、三度くらいは
許してくれる、でも、それ以上はダメなんだぞという戒めでした。
ドラ息子の失態を糾（ただ）す場合とか、浮気癖の亭主に三行半(みくだりはん)を突き付ける女房殿の常
套句でもありました。 でも、最近は世の中厳しくなって、刑事事件でも執行猶予の付く裁判事例は軽易
な犯罪で、しかも初犯時のみになっている傾向が感じられます。 決して2度目は許してもらえない。
裁判員裁判になってなを更そう思います。
インサイダー取引だとか商法違反と言った形式犯罪だって、判決が出るまでに、会社で首切りにあったり・
官庁ならば免職になったりの、いわゆる社会的な制裁を受け、再起不能になる場合だってあります。
村木厚子さんのような「冤罪事件」なんてあってはならない事件もありますが、一罰百戒のネズミ取り的な
摘発もあり、仏の顔なんてどこにもないと思っていた方がよろしいようですね。
27.07.30 屋 根 屋 NO.871
「猿は木から落ちても猿」ですが、政治家が選挙で落ちると政治家ではなくなるということで、平素は偉
そうな格好をしていても選挙前となると、人が変わったように、まるでお乞食さんのように人の顔を見れ
ばやたら頭を下げている。 日本の政治家は北欧先進国に比べて報酬が異常に高く、社会的地位と
やらも高いと思われていますからそうなるのでしょう。
だったら、北欧並みにもっと報酬を下げて、ボランテイア精神がなければやれないような「職業」にすれ
ばいい。 ところで、屋根屋さんも屋根から落ちることがあります。 屋根屋さんが屋根から落ちるとほ
とんどの場合「屋根屋さん」を辞めなければならないか、人間を辞めざるを得ない状態になる場合があ
ります。 30有余年建築業をやってまして、その間に屋根屋さん・左官さんの各一名が「職場」から落下
して、屋根屋さんは一命を取り留めたものの左官さんは命を失いました。
建築現場とはそれほどに厳しい現場なのに、これらの職種のひとの賃金はほかの産業に比べると著しく
低い、だから成り手が少ない。 どんな職業だって社会にとって必要でないもの以外はもっと待遇が改
善されなければ、日本の産業自体が衰退してしまう。
27.07.29 緊 急 避 難 NO.870
「例外のない法律はない」と言われますが、殺人だって緊急避難であれば罪は問われない。 太平洋
の真ん中で客船が沈没し、救命具につかまって漂流していると仮定しましょう。 その救命具は1人用で2
人の人間を救えない。 なのに、その救命具をめがけて第三者が近寄ってきた場合、それを奪われる
と自分の命が危ないから、その人の頭を棍棒でぶん殴って死なせたとしても罪にはならない。
こういう場合は「緊急避難」として免責される。
ピカピカの新車が路駐していて、奥の家の火災現場の消火活動ができない場合、いくら新車だってひっく
り返して田んぼの中に落したって法的責任は問われない。 これも緊急避難。 夜中に泥棒が入ってきた
ので、棍棒で一撃なぐりつけた後、動かなくなったのになをも執拗に殴って死に至らしめた場合には「過剰
防衛」として処罰の対象となる。
正当防衛・緊急避難・過剰防衛となるのかどうかは、その時の状況によって異なりますが、やられる前に
やった方が安全でしょう。 やり過ぎれば償いをしなければならないが、やられるよりもマシでしょう。
最近学校のイジメ問題で自殺する子供がいますが、自殺するほどの「勇気」があるんだったら、死ぬほど
の気持ちで相手に自分からカゲキにやっつけるべきだということを教えてあげる必要がある。
そうしないと「イジメ」はなくならない。
27.07.28 ハ ナ NO.869
「ハナ」は韓国語で「1」の意味。 タバコ1本下さいは ウリ ハナ タンベ チソ です。
日本語でハナから云々という場合は、最初からという意味になっています。 したがってハナ肇なる芸人
はイの一番というちょっと圧増しい命名。 タレントの「佐藤Ｂ作」はもと総理大臣「佐藤栄作」のだじゃれで
しょう。 花柳界で「花代」と言えば「ハナ代」のこと。 つまり一回きりの代金で、おおむね15分間とい
うせわしない時間帯での「作業代金？」した。
洒落た名前と言えば、アカデミー俳優の「役所 広司」は、もともと東京都千代田区役所の下水工事課の
勤務でしたので、役者になる前に時の東京都広報局長（のちに作家「童門 冬二」となる）に依頼して付け
てもらった名前でした。 役所にいたんだったら「役所」でいいじゃないか、工事課にいたんだったら「コウジ」
にしろといういい加減な命名でした。
同様にジェームス三木の命名も童門氏がつけた名前で、それも童門氏が税務申告で税務署に行った時に
浮かんだ名前だったと言います。 「ゼームショ」じゃだめだから「ジェームス」にしたとのこと。
「ブルジストン」という会社の名前は、社長が「石橋」だから英訳すればストーン・ブリッジ、それを入れ替えて
「ブリジストン」とした。 名は体を表すというけれど、案外いい加減なものではないでしょうか？
そういえば、今の政権党の名前は「自由民主党」となっていますが、富裕層の自由ばかりに重きが置かれ、
「民」が「主」である配慮・政策は微塵もない。 これでは自由民主党じゃなくて「微塵・民主党」だ。
