30.10.31 消 費 税 ＮＯ.2062
いよいよ消費税を10％に引き上げることが現実的になって来ました
ね。 でも、消費税ってホントに引き上げなければならないものなの
でしょうか？
政府は消費税率引き上げに伴い不景気になることがワカッテいるもので
すから、同時に景気対策をするという。 そうするために国債を発行
する（借金をする）んだと言う。 つまり、ブレーキをかけるのと同時
にアクセルを吹かすんだと言うことになる。馬鹿なことをするもんです。
９２歳で首相に復帰したマレーシヤのマハティールは、消費税を廃止す
ると言っていますし、あの強欲資本主義のアメリカにだって消費税なん
てありません。
そもそも消費税なんてなくっても、十分にやって行けるのです。
私は学者でもなんでもない一介のオジンにすぎませんが、ちょと考えて
みましょう。 ・・・続く。
30.10.30 禁止の助詞 NO.2061
こんなことも思い出します。 古文で「な～そ」は禁止の助詞。
春の鳥 な鳴きそ鳴きそ あかあかと 戸のもの草に 陽のいる夕べ
昔を想う 草の庵の 夜の雨に 涙な添そ 山ほととぎす
法師らの ひげの剃り杭 馬つなぎ 痛くな引きそ 法師泣かまし
「な～そ」は 鳴いてくれるな、涙を出させてくれるな、ひっぱって
くれるな・・・という意味ですね。
古文は味わいがあっていいと思いますが、いまどきそんな悠長なこと
をことやってる時間もありません。
「声を出して読みたい日本語」という本があって、更科日記・徒然草
・平家物語などがあって、美しく華麗な日本語に改めて感動を覚えま
す。 この先、いつまでも生きていたいとは思いませんし、仮に、
もう一度人生をやり直させて上げると言われてももううんざりですが、
もうちょっと勉強したいな・・・できたらいいな・・・と思います。
30.10.29 騙 し ＮＯ.2060
殺すより盗む方が良く・盗むより騙すほうがいい。 元イギリス
の名宰相チャーチルの言葉です。
騙しは、だまされた人間がだまされた事に気がつかない騙しが最良だ
・・・とも。 でも、そんなにうまい方法はそんなにあるわけであり
ません。 「折れた煙草の吸殻で、貴方のうそが解るのよ・・・」
と、中条きよしの「うそ」のように、鋭い感性の人もいるのです。
でも、もっとすごい人が出てきました。 騙すよりもすり替えた方い
い、はぐらかした方がいい・・・という人です。
誰あろうか、我が国の時の宰相安倍晋三その人です。
もう、うんざりですね。
30.10.28 証 言 ＮＯ.2059
新聞紙上やテレビなどで、よく誰それの「証言」によると・・・
などと報道されていますが、こういう表現は正しくありません、
「証言」とは、裁判所の法廷において「嘘をつきません」と宣誓した
のちにする「証言」であって「知っていること知らない」と言ったり
「知らないことを知っている」など、事実に反したことを言うと裁判
所法によって処罰を受ける「証言」をいうのであって、そういう手続
きや場面と違い、ただ新聞記者の質問に答えることを指すものではあ
りません。
同様に「善意」と言う言葉は、その事実を知らないということであって、
「悪意」とは「知っている」ことを指します。
・・・と言うことを知っておきたいと思います。
