小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

神の見えざる手

2013-06-20 17:04:31 | 日記
      神 の み え ざ る 手
 インビジブル・ハンド・オブザ・ゴッド(神の見えざるる手)によって世の中の森羅万象、なかんずく、経済は動いているという人が居ます。
「神が人間を作ったのでなくて人間が神を創った」カールマルクス。
私は神もマルクスも解りませんが、神の存在が証拠によって証明されない限り、存在は認めたくはありません。
ですから、証拠によって証明できないもの(宗教)を人様に押し付ける人が居ますが、こういう行為はいけないと思うのです。
でも、神ならぬ「自然の摂理」というものは存在するように思います。
人類があまりにも快適な生活を追及するあまり、地球の温暖化や酸性雨の問題、人間が支配できない原子力の利用などというのも、この自然の摂理に違背しているのではないでしょうか?
街の小売店を食いつぶして肥大化したスーパー「ダイエー」が破綻し、超優良企業を言われたパナソニックやシャープなどの巨大企業が斜陽化しているのも、動物や植物が永遠に肥大化できないという「自然の摂理」でしょうか?。
幸福・健康・生命・快楽・蓄財・名誉などなど、みんな限りがあるのではないでしょうか?
TPPによってさらに超大国になろうとしているアメリカもそういう観点から見れば、崩壊の始まりではないかという感じがします。



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2 コメント

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マルテンサイト千年 (グローバルサムライ)
2024-07-27 20:07:48
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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AI革命の旗手リスペクト (鉄鋼材料エンジニア)
2024-11-14 07:17:02
日経クロステックの記事に今年のノーベル賞は「「AIの父」ヒントン氏にノーベル賞、深層学習(ディープラーニング)の基礎を築いた業績をまとめ読み」と題して紹介されていましたが、物理学賞、化学賞ともにAIがらみあったんですね。しかしながらブラックボックス問題の解明には至っていないようです。
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