小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

127.10月の川柳

2015-11-30 19:59:06 | 日記

     27.12.01        27.12月 の 川 柳        NO.995

< 歯 >

「目」に「眼」鏡 仕方がないよ 歯」に入れ「歯」         (目には目歯には歯)

幸せや 金銀身に付き 入歯でも              (かねがはいるということ)

久しぶり 歯医者復活 歯が欠けて                     (敗者復活)

歳かさね 歯間に弛緩 出来ちゃった                   (ゆるんでる)

乗用車 一台ほどの 入歯かな                         (高い!)

紛争の タネを蒔いてる 金習平                      (困った人や)

もういやや 一億一心 再来は                     (一億総活躍?)

本代は  酒タバコより 安いもの                    (健康にも良い)

スマホ出て 晴耕雨読は どこへやら              (自転車に乗ってても)

年賀状 ついこの前に 書いたのに                     (もう一年?)

見ないなと 思えば体調 壊してる                        (高齢者)

ぎょうかく やなくて軍拡 この総理                       (違うか?)

安倍さんの 緩和はアカンわ~ 弱者には            (強者向けの緩和や)

買物は にんじん一つ ネギ一つ                     (しか 要らない)

今日もまた 家に帰れぬ 夢を見る                       (認知症?) 

慌てずに 命の限り ゆっくりと                  (ぼちぼちと行きましょう)

請求書 昔ホステス 今は孫                     (女の顔は請求書?)

爺ちゃんを 不要と書くな 扶養やろ            (むしろ息子が扶養されてる)

扶養欄 昔ばあちゃん 今息子                      (年金あてにして)

多事多難 拉致問題は どこへやら                 (寡聞にして聞かない)

辛口の 酒より求む 評論家                  (テレビに出してもらいない)

孫たちの お誕生日は 請求日                     (大勢いたら大変や)

切れるより なまくらくらいが ちょうどいい                            (なにごとも)

民主主義 ゆがめているのは 選挙法                            (選挙区制や)

銀シャリに 勝るものなし 米を喰う                                (米食の勧め)

歌体操 やってみなはれ おもろいで                       (街角デイハウスにて)

TPP 悪を地で行く ごとくなり                                    (お解りかな?)

なんたって すべてを壊す TPP                                        ( 〃 )

永眠って ただ長いこと 眠るだけ                              (心配せんでええ)

70を 超えると毎年 厄年や                         (いつ何があるかわからない)

ばあちゃんは 足腰弱いが 口達者                                 (口だけや)

やってます 徘徊やない 俳諧を                                 (俳句のことです)

二人とも 取られるなんて 世も末や                                 (知事・市長)

しゃ~ないか ノック選んだ 民ならば                                     ( 〃 )

願わくは 早くハジケよ アベバブル                         (被害が大きくなる前に)

アベバブル 橋下バブル  いつ終わる                  (満つれば欠ける世の習い)

地震より 確実に来る 絶不況                                (アベバブルの崩壊)

地方自治 痴呆爺〃 とも護らねば                                 (もちろん婆〃も)

急がない 階段上下 フロ・トイレ                                        (急ぐと危ない)

身長を 孫に抜かれて 老いを知り                             (うれしいような・・・)

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○○会

2015-11-29 19:39:26 | 日記

         27.11.30    ○  ○  会     NO.994

  天台宗・日蓮宗・天理教・キリスト教・天照皇大神宮教などなど、古来の宗教には「宗」または「教」

がついていて、その団体が宗教団体であることがよくわかります。

ところが、近年では立正佼成会・創価学会・成長の家・光の家・アーレフなどと、一見なにをやっている

団体なのかさっぱりわかりません。  中には自己啓発セミナーとかヨーガとか・心のケアーを期待させ

 るような名称の団体があって、そういう団体に入ってみたら知らず知らずのうちに特異な精神状態(集

団ヒステリック)の渦中に搦め取られてしまって抜け出せないという「団体」もあります。

そういう「団体」に身も心も財産もすべてを搦め取られて干からびて落伍していった人に共通しているの

は、自分強固な意志というものが感じられないということです。

ではどうやって堅な意志をそなえ、そういういかがわしいインチキの魔手に掛からないようにするのか

というと、よく良書を読んで理性と合理性を高め、なまなかのウソヤペテンに引っかからない良識を自分

の身に着ける事ではないでしょうか?  若者はいつの時代でも先達の意見に耳を貸しませんが、経験

は捨てたものじゃないのではありませんかか?  どうですか?  若い衆。

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生き残り

2015-11-28 19:55:13 | 日記

        27.11.29    生 き 残 り     NO.993

 戦艦大和の生き残りの吉田満は60年代の高度成長による繁栄を見ながらこう言った。 「戦争で死ん

だ亡霊たちがこの繁栄の日本を見たら歓声を上げるだろう」だがしかし「この自由や平和や経済成長が

ただの自己中心主義によって成り立ち、ただ自分の快適な生活を守るだけのものだと知れば、彼はこ

う思うだろう」「戦後の時代はひとかけらの人間らしさも与えられなかった戦時下の時代よりも、より不毛

であり不幸である」と。   自由にせよ・民主主義にせよ・平和にせよ・経済成長にせよ、それ自体が悪

いわけではない。いや、そもそもそれらに良いも悪いもない。

でも、もしもひとたび「近代化」を目指したら、それはそれとして受容するほかないだろう。

問題は、それを無条件に「進歩」として肯定するかどうかだ。

あの戦死者たちの累々たる屍の上に成り立っているという意識を持ち続けることが出来るかどうか、そ

こに決定的な点がある。       *「日本の宿命」 佐伯 啓思 著 を引用しました。

昭和元禄がすぎて平成の大不況の渦中にある日本、これから先はどうなって行くのか、どうしようとす

るのかという哲学が必要ではないでしょうか? ゴマメが言うことではありませんが・・・。

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行列のできる弁護士事務所

2015-11-27 20:27:23 | 日記

       27.11.28   行列のできる法律事務    NO.992

 そんなものはないと思いますが仮にあったとしましょう。 1日に10人もの相談者があって、一人1万円

として一日に10万円の収入になり、年間稼働に数を250日としますと事業収入は2500万円になります。

でも、そうするためには大阪の中央区の一等地に事務所を構え、しっかりとした事務員も最低一人は必

要ですし、家賃・人件費・OA機器費用・弁護士会費・判例時報や判例タイムスなどの専門雑誌・法令集の

加除・ほとんど手弁当の国選弁護・民事調停(委員)にも、弁護士会の法律無料相談にも参加するとか、な

どなど、そういうことを進んでこなさないと弁護士としての実績は積めません。

そういうことを考えると収入の半分は消えてしまいます。

その程度の収入ならば大企業では課長クラス・金融機関では支店次長クラスの年収です。 奨学金を受

けて弁護士を目指した人は、無事に弁護士になれたとしても、多額の借金を抱え早速返済の必要性が出

てきます。 その上、なんの身分保障もなく固定収入もなく・退職金だって1円もない一匹狼的な存在です。

我が国の国家資格試験では最難関の司法試験は、その合格者の平均年齢は28歳、その後1年半の修

習をへてやっとひよこ弁護士になり、5年ほどボス弁の下で経験を積んでやっと一人前になる。

独立したからって、そうそう簡単に「行列のできる事務所」になんかなれません。

だから、弁護士で国会議員になった人でも、時には悪事に手を染めることになる。  

弁護になんかならなくって良かった?。  これって「スッパイ葡萄?」

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天罰

2015-11-26 21:01:34 | 日記

        27.11.27     天     罰         NO.991

 東日本大震災が起きた時に石原慎太郎が「天罰」だと言って非難轟轟を浴びました。  

 確かに暴走老人とはいえそんな暴言が許されるわけがありません。  暴走というよりも「発狂老人」

だと思ったものでした。  ところがそうじゃないとあと講釈を云う人がいます。

東京で働いているある人が、あの地震の直後にこんなことを言っていた。「こんなこと言うと岩手や宮

城・福島の皆さんには本当に気の毒で、不謹慎だけれども、もし、地震がくるならば東京に来るべき

だった」。  そのために自分は死ぬかもしれないけれど、それくらいのことがなければ「日本の暴走」

を止めることが出来ない・・・と。   日本を止めるということは、方向や意味を見失ってただお金を追

求し、グローバリズムという名の競争原理にどっぷり浸かって成長中毒に罹ている「日本の暴走を」と

のこと。   だから福島に天罰に遭ったというのではなく、神をも恐れぬ所業をむさぼる日本民族に、

神が天誅を下したというべきところで、慎太郎が少し舌足らずだったんだって。

「ものは言いよう」「丸い卵も切ようで四角」石原慎太郎が本当にそう思っていたかどうかは知りません

が、日本という国が野ネズミの集団自殺みたいに、わけもなく一点を目指して暴走しているということ

は間違っていないと思う。

「反・幸福論」 佐伯 啓思 著 を参考にしました。

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