小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

始末

2014-04-30 08:10:39 | 日記
   始 末     NO.397

「始末」という言葉には何種類かの違った意味がありますね。
1つ目は 物事の初めと終わりのこと。 首尾とも言いますね。
なにか不都合を起こして会社などに提出する「始末書」は、なんでそんなことになったのか、じゃあどう処置するのか、今後そういう問題が出てきたときにはどう対処するのか・・と言ったことを記述するもの。
2つ目は あの野郎始末しろ!・・・と言えば、殺せ・消せ・片付けろ・・という意味になる。 つまり、「整理」です。
3つ目は 浪費せずにつつましく倹約するという意味になります。
爪に火をともすようにして生活する、などに用いられます。
4つ目は 始末に負えない・・・はどうしようもない状態をいます。
企業経営は「始末に負えない程」(どうしようのない程)悪化しないように、始末して(経費節減)、あらゆるムダを始末して(整理)、始末書を書くようにプラン・ドー・シーを日々綿々と正確に繰り返し、より多くの成果をだすように思案を巡らさなければなりません。
でも、整理と倹約はその根っこは同じもの、整理しないのは無駄を生じることで、それは家庭でもどんな組織にも言えること。
整理なくして・・・蓄財なしではないでしょうか?

人権擁護署

2014-04-29 09:25:30 | 日記
     人 権 擁 護 署     NO.396

 サッカー会場での外国人排除・ベビーシッターによる幼児虐待・老人介護施設での密室老人虐待・ホームレスに対する若者の執拗な暴力行為・知的障がい者施設内での障がい者への性的暴力・幼児を車内に置き去りにしてパチンコに興じる若夫婦、などなどこんなの許せません。
暴力に許せるも許せないもありませんが、上述のような暴力はもっとも唾棄すべき悪質なものです。
社会的悪事を取り締まる官署として、労働基準監督署・警察署・水上警察署などがあります(・・・と言っても国民の権利が十全に守られているとはいえませんが・・・)が、社会的弱者の人権を守るべき官署はありません。
秘密保護法なんか作って、官僚の権利・権力を守り強化するよりも、今なすべきことは、社会的弱者・マイノリテイーの生活権・生存権を守るべき「人権擁護署」の創設です

白雪姫

2014-04-28 12:47:01 | 日記
    白  雪  姫         NO.395
 読んだことはありませんが・・・要約すると、姫になる前の少女は継母に日々酷使されて育った可愛そうな少女だった。
薪割り・掃除・洗濯・食事の用意と後片付けと、息をつぐ間もないほどにコキ使われた少女だったらしい。
一方その継母の実子は御箸よりも重いものを持ったこともないお譲さん育ちで、履物を履こうとすると召使がうずくまって差出し、ほしいものは何でも買ってもらい、すき放題の贅沢が許されて蝶よ花よと育てられたのでした。
ところがある時、何らかの異常事態が発生して、この2人が同じ条件で生きなければならない状況に遭遇したのです。
前者の少女は細やかな心遣いができて人にやさしく、誰にも好かれる少女だったのに、後者の少女は不器用で何もできないくせに生意気で、鼻持ちならない高慢ちきで我慢ままな娘でした。
やがて国の王子様に見初められて、前者の少女が姫(白雪姫)になった…というお話のようです。
世の中の親たちよ、もし、自分の子をダメな子にしようと思うなら、欲しいものはなんでも買い与え、家事の手伝も一切させず好き放題にさせるといい。
するときっとお姫様になり損ねた鼻つまみ少女のようになることは間違いない・・・と作者は言っている。
靴下の繕いも料理も掃除だってなんだって身の回りのことなら何んでも、おおむねできる私って、親が貧乏で子供の面倒が見れなかったから、仕方なく自分でしなければならなかったからですが、でも、こういうことって今にして思えば、親に感謝しなければならいことなんですね。

もうちょっと

2014-04-27 08:39:14 | 日記
  も う ち ょ っ と     NO.394

・・・出来れば欲しい「お金」、別段そんなに生活に困っているという貧窮感はありませんが、出来ればもう少しお金があれば安心感も出てくるのではないかと思います。
そうですね、1億円くらいあればいいかなと思います。
でも、もうギンギンに闘志を燃やしてお金儲けに立ち向かう気力もないし、いくら頑張ったってそんなに儲かるようなビジネスもみつかりません。
なけなしの預金がわずかながらも日々減って行くのは決して心地の良いものではありません。
以前にも紹介しましたが、親戚のおばさんの家に寄宿していたおばあさんが、死ぬまで遣ってもなくならない程の貯えがあったのに、日々の貯えの減少に心理的に追い詰められて、自殺された例もありますし、友人のお姉さんは普通に生活していれば使い切れないほどの資産を持っているのに、「電話代がもったいない」と電話もかけて来ない。
安否を気遣っているのに・・・と嘆いていすが、そういう気持もなんとなくわかる気がします。
なまじ蓄えがあるよりも、最初からない方が強かにいきられるのかもしれません。
かたや、そんなに命にも替えがたい高齢者の「虎の子の預金」を狙って、悪質な商法を進めるよからぬ輩が居まして、多くの高齢者がその被害に遭っていて昨年1年間で、その被害額は6兆円に達したということです。
私がボランテイア活動として、取り組んでいるのもそういうことに微力を尽くせないかなという気持ちからです。
なかなか成果は見えてきませんが、気長に・根気よくやって行きたいと思っています。

借り物

2014-04-26 09:07:53 | 日記
    借 り も の     NO.393

 夜間高校からの親友のO君は、親の代からの熱心なT教の信者であるとともにM党の熱烈な支持者で、学業と商売と信仰と政治の4足のワラジを履いているような忙しい成年でした。
一方の私はO君とは全く違う考えを持っていましたが、意見が違うのに不思議と仲が良かったのでした。
最初から考えが違うのだから、いくら論争したって合意点があるわけがなく、休憩時間内では論議がつきず授業中でもゴソゴソ言い争っていて、何度となく先生に叱られたものでした。
「人間の体なんて所詮神仏からの借り物で、いつか必ずお返ししなければならない」なんて彼が言うものですから、何をバカバカしいことを言ってるんだ、神仏なんて支配者が民衆を支配するために都合よく作った偶像に過ぎない。  そんなも信じる奴は麻薬に頭を侵されたか悪い病気に罹った患者だ!・・・わからん奴ちゃなー・・・などと毒づいたものでした
でも、最近になってわが身の状態を顧みると、O君の言うところの返済期日がボチボチ迫っているのかな?・・・と思われる時があります。
経年劣化が激しくなって身体の各部品の故障が多く、使い物にならない日がやって来る気配があります。
でも、いくら取り立てが厳しかっても、そうそう簡単には返済しないぞ~と頑張るつもりです。