小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

偕老同穴

2015-02-28 09:00:55 | 日記

      27.2.28        偕  老  同  穴             NO.719          

 「偕老同穴」(かいろうどうけつ) 夫婦が仲良く長生きして、死んでからも一緒に葬られること。

つまり、同じ穴(墓場)に埋葬されることを言います。  これが、なかなか「言うは易く行うは難し」でして、

今や結婚する人の1/4が再婚と言います。 共に長生きしておなじ穴に入ることが出来ない多くの人が

存在するということです。

どんな家庭だって長い生活の中ではそういう危機が何回かはあることでしょう。 でも、よほどのことが

ない限り「子供の養育」の為には、親の都合で軽々に離婚などすべきではありません。

親としては子供を育てる義務があり、子供が成長した後になを耐え難い違和感があれば、その時には

離婚もやむなしでしょうが、40~50年も夫婦をやっていてそれを突然止めたって、老夫・老妻に代わ

るいい相手がいるわけがない。

あたかも車の部品を取り換えるようなわけには行かないものでしょう。

法でいうところの「互譲の精神」と「相隣関係」的心情をもって望むほかありません。

近年、自我が強過ぎる「天動説転動」的なひとが多すぎるから、うまくゆかないのではないでしょうか?

夫婦関係は「離婚届」一枚で元の他人になれるけれど、親子関係を解消する法的手段はありません。

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後の先

2015-02-27 08:52:32 | 日記

 

       27.2.27       後   の   先             NO.718          

  「ごのせん」と読みます。  先手必勝といいますが必ずしもそうとは言えません。  

 野球だって先攻よりも後攻の方が有利に思えます。   力士「舞の海」がそうでした。

 あの100Kgにも満たない小兵で小結まで駆け上がり、180Kgもの体重差つまり自分の体重の3倍

もある、時の横綱「曙」を倒して金星を取ったこともある。  ブチ当たると見せかけて相手の反応(隙)

を見て懐に飛び込む名人でした。技のデパートと言われました。

先手のように見せかけて相手の反応を見て、後手のような格好で実は有利に先手を取ることを

「後の先」といます。    横綱「白鳳」が今そういう境地にあるように見えます。

人間もそうでありたい。  能弁・多弁・大声よりも物静かな聞き役の方が良い。  喋り出したら止まら

ない・何を言っているのか・何を云わんとしているのか、さっぱりわからない困ったちゃんが多くいます

が、そんなことは耳にしなくてもよいです。 そんな与太話が喋り終わったところで、ちょと気が利いた

寸言を喋ればいいのです。   それが「後の先」になります。

でも、後出しジャンケンは不公平で「ズルイ」と言われます。

 

  

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腐敗自由

2015-02-26 09:15:40 | 日記

 

    27.2.26        腐  敗  自  由              NO.716

  カウ・ボーイ オンザ ホース イート ホット ドック。  カウは牛 ボーイは少年 イートは食う 

ホットは熱い ドックは犬。 これを直訳すると、牛少年が 馬上で 熱い犬を 食っている となる。

バリア・フリーは直訳すると「障害自由」ですが、誰も障害物を所構わず置いても良いとは解釈しません。

同様に「rotting free」(腐敗自由)は、腐敗することは自由だ! という意味ではありません。

かつて、筑紫哲也がフィンランドの首相と対談した時に出てきた言葉で、その意味を聞いて筑紫は感動

したといいます。   フィンランドには、政治家の腐敗はないという意味だった。

ところでどうでしょうか、我が国の政権担当政党の大臣の腐敗は、次々に辞任に至る金銭価格の鈍磨

は言語道断!で、フィンランドのrotting freeの直訳そのまま自由自在に腐敗しまくっているではあり

ませんか? 総理は閣僚に任命する前にせめて対象者には、フィンランドの政治家の「爪の垢」を取り

寄せて、それを煎じて全員に飲ませてはどうか!

 

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山高きが故

2015-02-25 09:00:13 | 日記

     27.2.25       山  高  き  故                  NO.715          

「山高き故に貴からず」といいますね。 世界中には富士さんより標高が高い山はいくつもあります。

でも、富士山ほど信仰の対象なるほどの霊峰はそうザラにはありません。

日本の富士の優美さ・荘厳さ・神秘さは、その点群を抜いています。       人間もそうでしょう。

今時はお金さえあれば偉いという評価になっているようですが、犯罪を犯して得たお金であっても

「お金」に違いはありませんし、1万円札だって30円そこそこの印刷代で印刷できるか紙切れで、

そんなもんいくら持っていたって、鼻もかめないしトイレに使えない。

地獄の沙汰も金次第っていうけれど、いくら持っていても寿命が延びるわけでもない。

ですから、金銭よりも・金銭であがなうことが出来ないものを身に付けておくようにしたいものです。

「健康・家庭の平和・趣味・精神の涵養・生き甲斐」など。

交換手段としての金銭は必要な時に必要なだけのものを用意できれば、それにこしたことはありません。

だからサッカー籤や宝くじは一切買いませんし、ギャンブルしない。

 

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バブル2

2015-02-24 08:56:36 | 日記

27.2.24        バ   ブ   ル           NO.714          

 不動産バブルが崩壊した時、所有している土地の価格が毎日毎日暴落し、売却しようにも誰も買って

くれない状況なのに、土地を買い入れる際に銀行借り入れをしていれば、借入金は減らないばかりか

むしろ金利の支払い期日が刻々と迫って来ますから、まさに地獄の状態になります。

あの時は思いました。  これは中小企業をつぶして大企業だけを生き残らせるための、資本主義国家

の究極の陰謀・謀略なんだろうと。

大企業だけが経済の中枢を握るのであれば、それを管理・監督する国としては、それほど楽なことはない。

そのための陰謀・謀略であって、来るべきものが来たという感じでした。

でも、潰れたのは中小ののみならず大手企業も結構あり、生き残りの可否はいかに歯を食いしばって生

き抜いたかということではないかと思います。

また大企業の中には「潰すにもあまりに大きすぎて潰せない」との理由で債務をカットしてもらった「ズル」

もいます。 (平成の棄捐令)     バブルは膨らんでは破れ、破れてはまた膨らむものなのです。

株価が1 8,500円超えと言いますが、もうそろそろ破裂ということになりませんか?  落ち出したら釣瓶

落とし。  あっという間に元の木阿弥。

手持ち資金だけで株を買っている人は、どんなに株価が下落しても売らない限り実質的な損は出ませんが

、自己資金の何倍もの(借入れをして)株を購入している人は、地獄を見ることになりそうです。

そんなことは、どうでもいいけど・・・。

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