切手収集、果てしなき旅そしてロマンを求めて...

小学校2年生の国語の教科書で挿絵に日本の記念特殊切手が紹介されていました。その魅力に取り付かれて早50年近く...。

1000円吉祥天像の印刷ずれ

2006年05月30日 | 通常切手
 グラビア印刷3色と凹版1色を組み合わせた当時の我が国において、印刷技術の最高峰の仕上げと云われた同切手。凹版彫刻には偽造防止対策から細かい線画を用いデラックスな切手になっています。

 実はこの切手、凹版とグラビアの印刷ずれが存在します。文献では『日本郵趣百科年鑑』にも報告されています。1996年頃に大阪中央局にて同切手20面シートを入手しました。窓口局員氏から受け取った時に切手印面左にハッキリと“白線”が認められビックリしました。図案を良く見ると、○で囲んだ部分が顕著にその特徴が出ています。拡大画像でアップします。(あきしの21号掲載分)
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風景印を解説すると・・・大阪安治川トンネル

2006年05月28日 | 消印
 今日は今迄とは違った趣向で・・・。 

 大阪南安治川局の風景印の下部に描かれている図案が「宇宙人が橋を渡ってる」様に見える…と話してくれた関東のコレクターが居た。「う~ん、確かにそう見えるかも」という訳で、その謎(一寸大袈裟かな?)を解く為、現地で写真撮影して来ました。

 昭和10年に『安治川隧道』が計画され、同19年9月15日に安治川トンネルが完成しました。大阪市西区と此花区を繫ぐ17mの川底を降り、通路を通って対岸の地上に出るようになっています。(大阪市西区のHPより抜粋)

 そうなんです、大阪南安治川局の「宇宙人の橋渡り」に見えるのは、その川底を行き交う人を描いているのです。エレベータにはオジさんが乗っていて、操作してます。但し、エレベータの稼動時間は決まっていて、それ以外の時間帯は階段で昇り降りします。自転車の乗降も可能です。

 全国的にも珍しい川底トンネルです。来阪の折は是非、ご訪問下さい。

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よく見ないとねぇ~

2006年05月15日 | 通常切手
 久し振りの“切手ネタ”です。3月の関西スタンプショウに出店していた某・切手商より画像アップした『500円八つ橋』の欧文ローラー消しを購入しました。先ずこの切手商の貼り込み帳を見て安心出来た事が、切手に欠点、例えば「ヘゲやシワ、そして目打ちが短い等々」は記載して有ったので、「安心」と言いましょうか「油断」しました。ルーペ等で確認する事もなく購入。家に帰ってよく見ると、緑色の楕円で囲んだ部分に強度な折れを確認。「あ~、不覚!」しかし、これは購入した自分の方に責任大。もう二度とこの切手商からは購入しまい。勉強代と見れば「安い」のかな??でも悔しいなぁ~。
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飛鳥資料館でキトラ古墳『白虎』を公開する!!

2006年05月12日 | 新商品
 今日12日からキトラ古墳の石室からはぎ取った『白虎』が飛鳥資料館で公開展示されました。高松塚古墳の婦人像がカビで被害が出ている事を考えれば、はぎ取って管理した方が良いのかな?って、思ってしまいます。

 近鉄ではこの公開を記念して“スルッとKANSAI”の記念カードを発売しました。タトウ入りの3,000円です。
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