昨今の切手濫発で、“今郵趣”には全く興味がありませんでしたが、自身の療養の為と云う口実の下、現行の消印や気に入った切手等への初日押印を昨年からやり始めました。JPS会員にも再々入会、『郵趣ウィークリー』も再々々購読でしょうか?
先ず、郵便局巡りをして感じた事、それは日本郵政社員の消印に対する認識の希薄さです。私は郵便局で使用している消印は“公印”と考えてます。公共機関が残す記録として信じられる日付...そういう風に考えます。しかし、実際、郵便局で日付印の記念押印を求めると、局名や日付が不鮮明、それが平気でいられる神経が分かりません。
上図は、100年という重い歴史を踏みにじったデザインの切手ですが、折角の『兵庫・甲子園』局の浸透式和文印のこの薄さ。当日にインクを補充しても濃くはなりません。前日にインクを補充して備える作業が怠った結果がこのザマです。押印に行って、この薄い消印を押印されてはガッカリします。事前に郵便局に連絡して、消印の状態の確認やインクの補充等を御願いするとかを収集家はやらないといけないとつくづく思いました。
最近、小型印は使用するけど郵頼はお断り、しかも郵便局窓口では使用しない小型印が増えている様です。消印収集、特に小型印収集をされている方は何とか押印したいと、引受ポストのある出張所に出掛けて投函する。最近、和歌山県でそういう事案の小型印が2件ありました。神戸市の鍜治谷さんからカシエまで印刷して頂いた実逓便を頂きました。天国と地獄...という表現に若干の躊躇はありますが、敢えて比較する為に画像を上げます。
綺麗な押印です。苦労して行った甲斐があると言っても過言ではありません。
が、下は白浜局です。
汚い...およそ丁寧に押印してくれた様に見えない!位置も90度回転。義理か厄介で押印してるのか!と声高に言いたい。これは、決して大阪中央局や京都中央局で消印の押印にクレームを入れる為に大きな罵声を上げる在日中国人の“R”氏の様に無理三昧を言ってるのではありません。もうちょっと丁寧に押印して欲しいんですよね。どうして練習した人間が押印しないのか?汚く押印するなら小型印の申請をして欲しくないですね。我々収集家は消印を押印してもらう為に必要な代金を支払っています。押印する場所に『無理難題な条件』を出すのなら、もう少し丁寧に押印して欲しいと願うのは我儘な事でしょうか?
近畿郵政支社を始め、日本の各郵政支社の皆さん、もう少し管轄する郵便局に指導して下さい!