シャープ & ふらっと

半音上がって半音下がる。 それが楽しい、美しい。
思ったこと、感じたことはナチュラルに。  writer カノン

再び、キスの日

2007-05-23 17:57:02 | きょうは何の日?
今日は、『ラブレターの日』と『キスの日』である。

昨年の5月23日、この話題を記事にした。
「ラブレターとキスの日」
実に素敵な日が重なっているという驚きと感動から、
取り上げてみたものだ。


記事から一年経った。
ラブレターを書く、ということはない現在だが、
書いてみたい、という気持ちになる時はある。

それは、大切な友達・・異性に限定されるが、
メールで、お互いの意思が伝わらない時だ。
相手の心が読めなかったり、
メールの一字一句に、納得できなかった時など・・。

手紙で、きちんと伝えたいと思ったりする。
実際、私は手紙を書いて、友達を作ってきた人間なので・・。
しかし、忙しさや便利さから、ついメールで済ましてしまう。
メールは、その時の感情を相手にぶちまけたり、
すぐに返事を迫ったりする時などにも使われる。
心の奥深くを伝えていくには、単純すぎる手段だな、と感じる。

ラブレターは、恋の手紙という意味だけでなく、
相手との、心のつながりをもう一度確かめるという、
時間を置いて伝えていく手段だと思う。

自分の気持ちを文字にすると、正直な自分が見えてくる。
メールでも可能だが、
自ら書いてみるというのも、良いかもしれない。



キス。
こちらは、この一年で切実に考えたことだ。
愛情表現とか、恋の証、などという単純なものでなく、
もっと深い意味があるように感じる。

キスを求める、という言い方がある。
だが、キスは自然に成り立つものだ。
口でするものだが、まず目や表情からお互いに察し、
二人の気持ちが、近づくものだと思う。

無理やりキスをされた、という女性の話を聞く。
相手は、不自然に成立した出来事に、満足したのだろうか。
キスは、その場の勲章ではない。
価値があるのは、そこから始まる二人である。

街中でもどこでも、
自然にキスをするという女性とも知り合った。
いや、自然にできる、というべきか。
外国式の考えだが、私もこれは受け入れられる。

見苦しいキスは、たしかに不快だ。
日本人は、感覚的に慣れないところもある。
しかし、美しい愛情表現だと思う。
その美しさは、
相手との心のつながり次第で、輝き方も変わってくる。


人と知り合い、人を愛すること。
その表現を、伝えていくこと。

今日は、いろいろな意味で大切な「記念日」である。