2020年秋…如庵で行われた
金のエンジョルの如庵の圭子ママさんが企画した
「おもちゃの缶詰」のように楽しい
有山じゅんじさんのライブ…第2部のレポをば
最近の唄を歌いますと
ブルースフィーリング満載の心地よい旋律
英語のブルースの曲を数小節歌って
歌うのをやめて、語りだす有山じゅんじさん…(笑)
これは大好きなLEON REDBONE( レオン・レッドボーン)の曲…去年亡くなってしまったらしいけど…サウス・トゥ・サウスの頃、70年代、磔磔にきたことがある…他に、John Mayall(ジョン・メイオール)などの前座をサウス・トゥ・サウスでやっていたそうな…
でLEON REDBONE( レオン・レッドボーン)は、ライブの途中でも、日本酒を飲みながら、よく彼のブルースの曲を聴いていた…そのLEON REDBONE( レオン・レッドボーン)が亡くなった話を2週間前ほど四国の今治に行ったときに聞いたそうで…で、ある記事をみたらLEON REDBONE( レオン・レッドボーン)は128歳でなくなったと、かいてあったらしく
有山さん、自ら、「調べまくりじゅんじ」やから調べたんだと…実際は享年70歳、どんだけ老けた顔して、昔からやってはったんかなと思った…歳が自分とそんなに変わらないことに驚いたと…
有山さん御贔屓のLEON REDBONE( レオン・レッドボーン)
声がエエらしい…当時のアメリカ人のライブは1時間ぐらい…それに比べて日本のミュージシャンは2時間くらいやるけど、日本人はライブの時間が長いとちゃうかな…と
で「俺は20分くらいがええけど…」笑
ようやって、1時間くらいかな…腰が痛くなるやん!
などなど、いっぱい喋って
「じゃあ、2部始めるわ!」
ラグタイム風の曲を奏でだすものの
譜面台のライトをつけ忘れてた有山さん
「電気がちょっと…つけるのを忘れた…」とブチっと歌うのをやめちゃう有山さん
今、どこまで歌ったっけ…と途中からまた歌い出す有山さん
♪雨上がりの曲り角カエルが轢かれて死んでいる カエルのことを考えながら君のことを考える~
サビはこんな感じで
歌詞が詩的だなと思ったら、なんと友部正人さんが書いたとのこと
有山さん、途中でまたまた歌うのをやめて
「カエルの死骸とかみないな…大阪はないで…カエルの死骸で君を考える~これは素晴らしい歌詞だな」と絶賛する有山さん、作詞は友部正人さんで作曲は有山じゅんじさん
俺はカエルが死んでいようが、ほっとくけど…笑…これは素晴らしいと友部さんを絶賛しながら、この曲はレコーディングはしてないらしい…でも、友部正人さんとはレコーディングで3曲くらいは、アルバムで関わっているそうな…
こんな曲ならなんぼでも作れると有山さん
思い立ったように
じゃあ三宅伸治さんと作った曲、これ、まだできたてですからとこの歌「レインボークリスマス」、本当は「レインボーお正月」とか年間の行事のタイトルにすると、いつでも歌えると笑いながら…
お客さんに「圭子ママの誕生日に!」とせがまれ
有山さん、嬉しそうに惚れた彼女に歌うかのように…歌い出す…
♪レインボーバースディー~と叫ぶように歌って…そのまま♪レインボークリスマス~新しい世界が始まる~と歌い出す
「レインボークリスマス」
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ファンタジーさも漂う歌の世界
あの空でも…クルスマスを祝っているのかな…心に浮かぶ石田長生さん、藤井裕さん…
優しい歌…粘りっこい唄声からは哀愁も醸し出されて…心にじーんとくるこの歌
歌い終えて有山じゅんじさん
これを楽しみにしててと、三宅伸治さんやウルフルケイスケさんやら、いっぱいたくさんの人とやりました…
金子マリさんには♪マリークリスマス~とも歌えると語りながら「レインボークリスマス」の後に「俺の借金全部でなんぼや」とかは合わんやろ!とお客さんに語りながら、
センチメンタル・シティ・ロマンスのマネージメントをしてた竹内正美さんこと、竹ちゃんがいたので、ここでのMCの話題はセンチメンタル・シティ・ロマンスとのことを…
「ありのままじゅんじ」と同じレコード会社でレコードを出した思い出を語りながら、その時のシングル盤A面が「僕ムシャクシャクシャ」、B面が「babyお前が好きだよ」、今はシングル盤、きっと誰ももっていないだろうけど…昔手元に20枚くらいあったので、中古レコード屋に売りに行ったら、その当時で3万円くらいになったそうな…
その歌を歌うと言いながらも「あかんと思ったら途中でやめます…笑」
「僕ムシャクシャクシャ」
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これ、驚いたことに…今のコロナ禍での、みなさんの気持ちが歌詞そのまんまに乗せられて表現されている!!
2021年は、有山さん、ぜひぜひ「僕ムシャクシャクシャ」推しでいかが…笑
これは、1977年、43年前の唄、センチメンタル・シティ・ロマンスと一緒のレコード会社で、1年ももたんと廃盤になったそうで…その時に社長にこう言われたそうな
「有山君、この歌詞はだめだと…」…なんでも「まっくろこげ」という言葉がよくないんだと…
結果的には、その言葉のまま世に出したらしいけど、有山さんが言うには、そのせいで廃盤がはやかったかなと
さらにはレコード会社「キティ」の方の契約プロデューサーの一番偉い人、その人とお会いすることはなかったそうなんだけど…あるときに会って、「有山さん、キティやったんですか」っていう話になって、その人はシアトルに住んでて…自慢でもないけど…ギターが日本で一番やと言ってくれたそうな…
そう思う??とお客さんに問いかけたと思ったら…語っていた途中で、まあええか、こんな話と…オチもなく話を途中でやめちゃう…(笑)…とことん自然体の有山さん!!
「ギターが日本で一番かどうか…そういうことでもないねんな」…そんなんは好みやからな…とまさに独り言のように…笑
で、唐突に、「こんなんで、12月の木村のライブに繋がるのかな…」と語り
さらには「木村とやるのは一番楽や!」…周りに一杯いろんな人がいてるけど、そもそも嫌いな人とは絶対やれへんから、それは当たり前で、オモシロくやりますからと…
こうやって、喋ってたら時間がなくなってくなあと
ブルースのフレーズを奏でだす有山さん…
そして、みんなのおかげでこうやってライブができるし、こんなに集まってくれて…とお客さんに感謝しながら
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「コロナになったら俺に電話をくれたら相談にのるよ…笑」
で、ブルース色満載の
「線路は続くよどこまでも」
を歌い出して…また歌うのをやめて語りだす…笑
まさに各駅停車かつ単線で、対向列車が行きすぎるのを駅で待ってるような、有山じゅんじさんのライブ…笑
「ちんちん電車」でのライブも、この新型コロナウイルスで、今年はやるのかやめるのか…よくわからない…「ブルースフェスティバル」も一緒…決まったのが8月で1ヶ月もなかったと…その時、「BEGIN」に今年初めて会ったとのことで…沖縄も新型コロナウイルスが広がっているからどうなるかと思ってたそうな…断った人もいっぱいいてたし…でも「BEGIN」は来てくれたと…これは本人の意向の前に事務所の方針もあったりして…と話がそっちへ行くかと思いきや、またまた話を「ちんちん電車」に戻して、今年は新型コロナウイルスの影響で10人しか乗られないらしい…けどやる方向で…でも、もう売り切れやから、興味があってもこられへんと…これって告知であるような、なかったような???
さらには、新型コロナウイルスの影響で、実は声がよくでるようになったそうな…誰も気づかへんけど…
ホンマは喋ってるよりも歌ってる方がいい!!
なんていいながら、結局「線路は続くよどこまでも」は歌わなかったんだけど…笑
またブルースのフレーズを奏でだして
こんな歌いつでもすぐにできると言って
「You've got a friend 」
♪何をやってもうまくいかない~と日本語で歌い出す…
まあ、4小節ほど歌ってやめちゃうんですけど…笑
もちろん、また語りだす…
こんなんでよかったらすぐ歌える!
さらに、最近曲ができた…と言って
譜面や歌詞を綴じたファイルをめくりながら、その曲を探してる有山さん…どこかにある!
♪なんにもせんけど~という歌だそうだけど、みつからなかったようで…となると諦めも早い有山さん!!…(笑)
「これは次の機会にしましょう」と
お客さんの「エー」の声に対して
有山さん「だいたいからして、第1部だけで十分やろー」…笑
「ママの誕生日が近いから、誕生日の唄歌って」といったお客さんのリクエストにこたえる有山さん
え?圭ちゃんの誕生日??何月何日??知らんけど…笑
とか言いながらもめちゃ嬉しそうな有山さん!まるで、彼女に歌を聴かせるかのように…(笑)
で、リクエストに応えて
「時代遅れのバースディプレゼント」
いやあ、心に沁みる歌、癒される想い…
しっとりと有山節のラブソングが滲みる!!沁みる!!
でも、歌詞にでてくる「22回目の~」のところでは、ジョアンのママさんを見ながら笑いながら…有山さん!!
でも、おそらく如庵のママさんも読まれるかも知れないこのブログ!!やっぱヨイショしとこ!!
「圭子さん、フツーに22歳にみえますよー!!」
私のこと、出入り禁止にしないでね!
歌い終えると「ママおめでとー!!」の声が飛び交う!飛びかう!!もちろん私も…笑
だから、私のこと、出入り禁止にしないでね!
有山さん「22歳のときに会ったら喜んでたかも知れんけど…」
と…口にして
ヤバい!下手したら有山さんが出入り禁止になるな…笑
有山さん、それを察知してか…もう終わろ!佳境やろ!と
あと、2曲やってアンコールやな…と独り言…笑…外タレはだいたい1時間40分やないか…とギターを奏でながら
ふと久しぶりに思い出した、この歌を歌おうかなと…
心に浮かんだのが、加川良さんの「コスモス」と上田正樹さんの「悲しい色やね」…「悲しい色やね」は今日はやりません!12月に得三でやるからと…
で歌い出したのが、加川良さんの「コスモス」
でも、歌い出してすぐにやめて、有山さん「チュー二ングを合わせておかないと
加川良さんに悪いと、ちゃんとチューニングをしなおして
「コスモス」
もう有山さんが歌えば、どんな曲も有山さんのオリジナルに聴こえちゃうけど、この曲だけは、どことなく漂ってくる加川良さんの雰囲気…匂い…
懐かしさも醸されて、聴き浸る…
日本を感じさせる旋律…メロディーが日本の原風景を漂わせる感じでいいんだよな…
歌い終わって、有山さん、いよいよ佳境に…と言い、かつ、質問があったら今のうちやでー笑
12月の木村充揮さんとこの有山さんとのジョイントライブの告知を一言挟んだ後には
「もう胸がいっぱいで、歌いたい歌はありません!」
そう言って笑わせながら
大好きなブルースをと
「You've got a friend 」
♪何をやってもうまくいかない~と日本語で歌い出す…
今度は、ちゃんと歌う!歌う!!途中でやめない!やめない!!
ブルース色満載で、ギターの奏でる旋律といい、めちゃめちゃかっこいい!!もう最高!!
そして
「babyお前が好きだよ」
もう究極のラブソング!!この曲、私、大好きで大好きで…
随分、昔のことだけど、緑区のアランプーサンで有山じゅんじさんのライブを観た時、この曲を私、有山さんにリクエストした、そんなことが唐突に思い出されて…
若い頃聴いても、今のこの年齢になって聴いても、変わらず心に沁みる…名曲ですな!!
でも、歌ってて途中で歌詞がでてこーへん!と言って途中でやめちゃった…ええ、感じやったのに…
でも、そもそも「恋愛」っていうのは、エエ感じでうまくいきそうと思ってたら、唐突に破局が訪れて…
この歳になると「恋愛」は、この有山さんの唄のように、途中でやめちゃうことの方がウンと多いな…だから、歌を途中でやめるのと一緒…「恋愛」とは思うようにいかないものなのよ!ということを悟らせて???くれてたのかも知れないな…なんて、エエように解釈して…
と思ってたら、またまた歌い出す有山さん
もう「恋愛」のようにお客さんを翻弄する有山さん
で、サビをエエ感じで歌って、次に歌い出した歌詞がこれ、3番やないかって、やっぱりやめちゃう!!…笑
歌うのをやめて、有山さん、この歌を作った頃は円形脱毛症になってた…ちょうど、一人になって歌いだした頃で、寂しくて…で佐渡島とかいった時など、今まではホテルやったけど、主催者の方の家に泊めてもらう民泊…マスターの家に泊めてもらって、そのときに「あんなの「Georgia on My Mind」やない」とか言われて円形脱毛症になってた頃の唄だと
そう喋りながら
♪頭の中に穴が空いて~、これ、円形脱毛症のことやとか言いながら
♪風が通り過ぎる~
歌詞が思い出してきたとまたまた歌い出す有山さん!
心に沁みるエエ歌が爆笑ソングに!!
今度はもうちょっとちゃんと歌うからといって本編ラストの曲
♪散歩しましょう 御堂筋まで 梅田からナンバまで~
と歌い出して、やめちゃう有山さん
この曲は最後にしようと独り言を言って
本編ラストは
「みんなの願いはただ一つ」
♪みんなの願いは ただひとつ お金はやっぱり ある方がいい~
そう…みんながたくさん持っていたいと願ってる!!
給付金10万円おくれよ!!!
サビは心を込めて、マスク越しに大合唱!!
お金はやっぱり ある方がいい~
そしてラストのラスト
「梅田からナンバまで」
もうそのままステージに残ったままでUN
明日は岐阜、岐阜にきてくれたらまた歌いますと笑わせて
お客さんからリクエストを募る有山さん
で歌う曲は
「ぐるぐるぐる」
有山じゅんじさんのテーマ曲といってもいい
「ぐるぐるぐる」
アレンジが…
ちょっとファンキーなリズムで…
スローから始まって間奏は実にソウルフルに
そしてオーティス・レディングのあのフレーズ
ああ、軽四できちゃってるから、かなわぬ夢だけど
ここ如庵で「ぐるぐるぐる」になるくらい、酔っぱらってみたい!!
もう有山さんは、「ぐるぐるぐる」大全開!!ジェームス・ブラウンが乗り移ったかのように…
そして、ブルースフィーリング満載のギターの旋律にのって
「サバジン」
鯖とジンで…下痢になると言う…???…唄!!…笑
お腹が痛くて…下痢で…
必死の思いで新大阪駅のトイレに駆け込んだ
あの駐禁のことを…またまた…否が応でも思い出す…笑
ありがとうと終わろうとするも、またまたUNの拍手、手拍子が鳴りやまず…
それに応える有山さん
じゃあ、短いやつをと
いろいろリクエストが飛び交うも、それらをバッサリ斬って、歌いたい歌を歌うと…それも帰りたくなる歌をと
今日はありがたいけど、アメリカ人のように1時間20分くらいで…と有山さんが言えば「日本人やろー」とお客さんにツッコまれ
「それが困ったもんや」と言葉を〆て
「頼むよ、ギター」
で
楽しい宴は終わりとなったのでした…
有山さんのライブ観ていつも感じること…
肩の力を抜いて…
自然に任せて…
あくせく頑張らなくていいよ…
そんなふうな…
気持ちになっちゃうような…
心の健康に…めちゃよくて…
無理なく…私の方も…なんだか自然に…元気が湧いてくるようなライブ…
そう…
「ありやまのままで」…もとい「ありのまま」で…笑…ねっ!!
自然でね!!
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最後に、圭子ママに一言…
「22歳にみえるよ!みえる!!」
自然ではない…不自然な私がここにいる!!…汗
お願いだから、如庵、出禁にしないでね!!