大阪府公立高校入試の合格発表の日です。
今年度は当教室から7名が公立高校の受験に向かいました(あと1名、自習のみのそろばん生がいます)。今年度の中3は全国一斉休校に始まり、生徒たちは大人たちの思惑に振り回されました。それでも必死に頑張る姿を見るにつけ、大人として申し訳ない想いでいっぱいでした。たったの1週間に短縮された夏休みに夏期講習を行うことは私にはできませんでした。なんとか全員が壊れないでいてほしい。そのためにひたすらに日常を積み重ねました。バカなお話をわざとすることもありました。そんな甘いと思われるかもしれませんが、大人でも経験したことのない禍の中に、中学生が放り出されたのですから、少しでも落ち着いた日々や学習環境を提供することに全力を注ぎました。例年なら自分の目で直接学校を見て志望校を決めるという当たり前のことすら満足にできないまま志望校を決めなければなりませんでした。
幸いにして入試は延期になったり中止になったりすることなく、粛々と実施されました。私立は(廻し合格はあったにせよ)学校としては全員が志望する私立高校の生徒になることができる権利を得ました。2名は自分の第一希望の高校・コースに合格し、先に高校生になることを確定しました。そして7名は先に行われた入試会場に全員が無事に立ちました。明日、その頑張りに審判がくだります。
小6冬の時点の模試の偏差値と中3冬の偏差値を比べると、最低でも8最高だと19上がってくれました。中学生になったときには到底想像もできなかった高校を受験した生徒もいますし、順当にここまで伸びた生徒も。そして目覚めるのが遅かった生徒いないわけではありません。それでも全員が納得して志望校を選びました。
もちろん、全員が合格してくれればいいのですが、中には私立に気持ちが傾いてしまっている生徒もいたりします。10年前なら「公立に行くのが当たり前、私立はあくまで滑り止め」なんていう風潮の方が勝っていたような気がしますが、そんなことは昔話のようです。とはいえ、公立が一応第一志望なんですけどね。
私の教室は、こちらから受験校を提案することはあまりありません。いくつか挙げてくる志望校について、考えうる・知りうる限りのメリットとデメリットを説明して、ご家族の意向も踏まえて自分自身で志望校を決断してもらいます。大体、実力よりも高い力を必要とする高校を志望する場合が多いので、指導する側としては最後までしんどい想いが続くのですが、それはそれ。やはり共に最後までがんばるしかありません。
というわけで、心配で仕方がない受験が3名、実力通りが2名、まあ大丈夫でしょが2名と、今年度も最後まで胃が痛い戦いでした。
明日、全員にサクラが咲くことを願いながらもうちょいお仕事をしようと思います。
今年度は当教室から7名が公立高校の受験に向かいました(あと1名、自習のみのそろばん生がいます)。今年度の中3は全国一斉休校に始まり、生徒たちは大人たちの思惑に振り回されました。それでも必死に頑張る姿を見るにつけ、大人として申し訳ない想いでいっぱいでした。たったの1週間に短縮された夏休みに夏期講習を行うことは私にはできませんでした。なんとか全員が壊れないでいてほしい。そのためにひたすらに日常を積み重ねました。バカなお話をわざとすることもありました。そんな甘いと思われるかもしれませんが、大人でも経験したことのない禍の中に、中学生が放り出されたのですから、少しでも落ち着いた日々や学習環境を提供することに全力を注ぎました。例年なら自分の目で直接学校を見て志望校を決めるという当たり前のことすら満足にできないまま志望校を決めなければなりませんでした。
幸いにして入試は延期になったり中止になったりすることなく、粛々と実施されました。私立は(廻し合格はあったにせよ)学校としては全員が志望する私立高校の生徒になることができる権利を得ました。2名は自分の第一希望の高校・コースに合格し、先に高校生になることを確定しました。そして7名は先に行われた入試会場に全員が無事に立ちました。明日、その頑張りに審判がくだります。
小6冬の時点の模試の偏差値と中3冬の偏差値を比べると、最低でも8最高だと19上がってくれました。中学生になったときには到底想像もできなかった高校を受験した生徒もいますし、順当にここまで伸びた生徒も。そして目覚めるのが遅かった生徒いないわけではありません。それでも全員が納得して志望校を選びました。
もちろん、全員が合格してくれればいいのですが、中には私立に気持ちが傾いてしまっている生徒もいたりします。10年前なら「公立に行くのが当たり前、私立はあくまで滑り止め」なんていう風潮の方が勝っていたような気がしますが、そんなことは昔話のようです。とはいえ、公立が一応第一志望なんですけどね。
私の教室は、こちらから受験校を提案することはあまりありません。いくつか挙げてくる志望校について、考えうる・知りうる限りのメリットとデメリットを説明して、ご家族の意向も踏まえて自分自身で志望校を決断してもらいます。大体、実力よりも高い力を必要とする高校を志望する場合が多いので、指導する側としては最後までしんどい想いが続くのですが、それはそれ。やはり共に最後までがんばるしかありません。
というわけで、心配で仕方がない受験が3名、実力通りが2名、まあ大丈夫でしょが2名と、今年度も最後まで胃が痛い戦いでした。
明日、全員にサクラが咲くことを願いながらもうちょいお仕事をしようと思います。