勉強ってなんのためにするんですか?。子供たちからよくされる質問のひとつです。
私はいつも、このどちらかで答えるようにしているんです。
(1)
将来、あなたたちが大人になったときに「あなたはあほやから、その仕事は無理やね!」と言われる大人にはなってほしくない。だから、今自分ができる精一杯の勉強をしておかないといけないよ。
(2)
勉強は、自分が苦手なものを見つけるためにするんです。「点数が悪い」というのと「苦手」は違うんだよ。点数が悪いというのは、単なる努力不足の場合が多いんだ。「がんばってる」というけれど、たとえば毎日2時間1年間くらい努力してみた?。そのくらいやって、それでもだめなら初めて「苦手」って言ってもいいよ。毎日きちんと努力を続けて、それでもだめなら、「苦手」にして。その努力で一番楽しいと感じる勉強を続けていけばいいんだよ。
とその子供の現在の状態に応じて声をかけるようにしています。
最後に、私の大学時代の恩師にされた説教を書いておきたいと思います。
「森本君。できないなんて簡単には言えないよ。できるって言うほうがはるかに簡単なんだから。たとえば、ここに砂金が一粒だけあるとしよう。この砂金を公園の砂場に落としてむちゃくちゃにかき混ぜてみよう。でも入れたかどうかは内緒にしておくことにする。さて、この砂場に砂金が(ある・ない)どちらがより簡単に証明できるだろうか?。答えは(ある)。だって、たまたま拾った一粒が砂金なら、それでOK。でも(ない)と証明するためには、その砂場の砂粒すべてが(砂金ではない)と証明しなくちゃいけない。たまたまでも、マグレでも、できれば(できた)と言っていい。(できない)というためには、(できる)可能性をすべてつぶさないといけない。だから(できない)は言い訳であって、(できる)と言うほうが簡単だし、(できない)ことを証明するために時間と労力を使うなら、(できる)ために使ったほうがいいと思わないか?。だから、(できるできる、なんでもできる)こう自分に言い聞かせながら物事を進めなさい」
「できるできる、なんでもできる」。いい呪文でしょ!。これが私の座右の銘と言いたいくらいの言葉です。今の私の子供たちへのエネルギーの源の一つがこの言葉なんです。
私はいつも、このどちらかで答えるようにしているんです。
(1)
将来、あなたたちが大人になったときに「あなたはあほやから、その仕事は無理やね!」と言われる大人にはなってほしくない。だから、今自分ができる精一杯の勉強をしておかないといけないよ。
(2)
勉強は、自分が苦手なものを見つけるためにするんです。「点数が悪い」というのと「苦手」は違うんだよ。点数が悪いというのは、単なる努力不足の場合が多いんだ。「がんばってる」というけれど、たとえば毎日2時間1年間くらい努力してみた?。そのくらいやって、それでもだめなら初めて「苦手」って言ってもいいよ。毎日きちんと努力を続けて、それでもだめなら、「苦手」にして。その努力で一番楽しいと感じる勉強を続けていけばいいんだよ。
とその子供の現在の状態に応じて声をかけるようにしています。
最後に、私の大学時代の恩師にされた説教を書いておきたいと思います。
「森本君。できないなんて簡単には言えないよ。できるって言うほうがはるかに簡単なんだから。たとえば、ここに砂金が一粒だけあるとしよう。この砂金を公園の砂場に落としてむちゃくちゃにかき混ぜてみよう。でも入れたかどうかは内緒にしておくことにする。さて、この砂場に砂金が(ある・ない)どちらがより簡単に証明できるだろうか?。答えは(ある)。だって、たまたま拾った一粒が砂金なら、それでOK。でも(ない)と証明するためには、その砂場の砂粒すべてが(砂金ではない)と証明しなくちゃいけない。たまたまでも、マグレでも、できれば(できた)と言っていい。(できない)というためには、(できる)可能性をすべてつぶさないといけない。だから(できない)は言い訳であって、(できる)と言うほうが簡単だし、(できない)ことを証明するために時間と労力を使うなら、(できる)ために使ったほうがいいと思わないか?。だから、(できるできる、なんでもできる)こう自分に言い聞かせながら物事を進めなさい」
「できるできる、なんでもできる」。いい呪文でしょ!。これが私の座右の銘と言いたいくらいの言葉です。今の私の子供たちへのエネルギーの源の一つがこの言葉なんです。