葉らん
2014-03-08 | 自然
月給取りの 家庭に育った私が 田舎に住むようになって 近頃ようやく 田舎に暮らす人の 知恵を理解するようになりました。
古くから 農業を生業にしていた家庭には 何らかの果樹の木が 植栽されています。
今は品種改良されて 立派な果物が 店頭に並ぶので 昔からの在来種の果樹は 小さかったり 酸っぱかったり して 誰も見向きません。
畑の隅には 山椒の木 タラの木 竹林 アケビ 柿の木 と植栽されていますが この葉ランも植えてあります。
昔ビニールや ポリ袋のなかった時代 いろいろな食べ物を包むのに 利用したようです。
生け花など心得ていれば 葉ランの一種生けなどして 床の間を飾れるのにと歯ぎしりしています。
日曜日に予定されていた 田んぼの溝掃除が 雨で延期になり 本日行われています。
午前中で 終了すると 集会所の庭で ご苦労さんの慰労会です。
いつもお昼になるので 穴熊んが おにぎりの差し入れです。
この時ばかりは 頭の低い 穴熊さんです。
炊飯器二個で五合づつ 一升分のおにぎりです。 十人くらいと言っていましたので 大丈夫でしょう。
私の お気に入りの籠に 葉ランを敷いて 並べました。
昨年収穫し かけ干しして 脱穀した 手作りの <穴熊米>です 美味しくないわけがありません。
皆さんに おいしいと言われ 余計に焼酎が回り 無事にご帰還するか 心配しています。