本とCDと烏龍茶で憩う

昨日の夜ネット書店組合で注文した、「大地と意志の夢想」という本の在庫確認メールが今日丸一日届かなかった。ちょっと、遅いのではないか。オークションで落札した「火の精神分析」は今日発送したという。オークションは商品が着いたら商品到着ボタンを押す義務があるので少し億劫だ。私は学生の時それらの本を集めて読んだのだが、事情があって手放してしまった。今日はチェリビダッケのDGデッカ録音全集のメインディッシュのブラームスとブルックナーの遠大な凄みのある演奏を聞いていた。石庭の永遠である。
夕食はハウスの北海道シチュー（赤）。夕食後、ほしいものリストに入っていた商品をいくつか注文した。私の住んでる地方にはディスクユニオンがないのが手痛いのだが、時々格安でユニオンさんがアマゾンに出品しているのがありがたい。帰京した時でないと買えない貴重盤が格安で出品されている。ディスクユニオンは頼れるお店。ブックオフオンラインも意外と品ぞろえがいい。今は烏龍茶を飲みながら、スメタナ四重奏団のベートーヴェンを聞いている。スメタナ四重奏団のベートーヴェン四重奏曲は破綻なく、高音、低音ともに美しく、安心して聞ける。しかもチェコらしくまことに渋い響きなのだ。デンオン×チェコもの（主にスプラフォン）は、外れがない。何か特別の音源ルートがあるのだろう。チェコものはデンオン独り勝ち状態である。ハンガリーのヴェーグ四重奏団の稀少品の感想は後日書くとして、今日はスメタナ四重奏団に一票を投じたい。
広大な春の大地は未来への意志を養う夢を育む