休日である。今日、明日をどう楽しく過ごせるか思案する。早朝ジャパンの「オイル・オン・キャンバス」聞く。
午前中、スメタナ四重奏団のベートーヴェン聞く。「トマス・アクィナス、理性と神秘」山本芳久著読む。
理性によって神の内奥の神秘が開示されるというのがトマスの神学だという。けれどもぎりぎりまで開示されるということで、最後は神への知的直観が必要となるはず。
そのあと、「スピノザの世界・神あるいは自然」上野修著を読む。
人間や自然は神という実体の一部であり、神の様態である。自由意志というものはなく、善く見えるものもそうでないものも、神の必然に従っている。神の必然を自然から見て取るとき、人は永遠の相のもとに幸福である、と書いてある。
前者は理性でどこまで神の内奥がわかるのか、後者は自由意志がないのに幸せと感じられるのか、はて、と思うところもあるが、世界の名著で読んだ神学大全抄訳とスピノザのエチカの理解が的外れでもないことを確かめる。
こんな一日を過ごす積もりではなかったが、思わず充実した。
チェリビダッケのDGのブルックナー9番を聞いて休む。昨日貰ったキャラメルが一粒ずつ味が違うのが嬉しい驚き。
休日に新書で出てる神に触れ休む積もりが耽読になる
午前中、スメタナ四重奏団のベートーヴェン聞く。「トマス・アクィナス、理性と神秘」山本芳久著読む。
理性によって神の内奥の神秘が開示されるというのがトマスの神学だという。けれどもぎりぎりまで開示されるということで、最後は神への知的直観が必要となるはず。
そのあと、「スピノザの世界・神あるいは自然」上野修著を読む。
人間や自然は神という実体の一部であり、神の様態である。自由意志というものはなく、善く見えるものもそうでないものも、神の必然に従っている。神の必然を自然から見て取るとき、人は永遠の相のもとに幸福である、と書いてある。
前者は理性でどこまで神の内奥がわかるのか、後者は自由意志がないのに幸せと感じられるのか、はて、と思うところもあるが、世界の名著で読んだ神学大全抄訳とスピノザのエチカの理解が的外れでもないことを確かめる。
こんな一日を過ごす積もりではなかったが、思わず充実した。
チェリビダッケのDGのブルックナー9番を聞いて休む。昨日貰ったキャラメルが一粒ずつ味が違うのが嬉しい驚き。
休日に新書で出てる神に触れ休む積もりが耽読になる