ナイーヴ盤の音の溌剌

ハード・ウィークス・エンドにたどりつきつつある。
今、新宿で買ったヴェーグ四重奏団のナイーヴ盤のベートーヴェン四重奏全集を聞いている。
高音も低音も最大限活かした音域の広い演奏である。スメタナ四重奏団などは敢えてきつい音を避けて
高音も低音も控えめに抑えるのだが、ヴェーグ新盤は弾けるだけ弾く。
それなのに聞き苦しさを感じないのはさすがである。
四重奏団を家に招いてその場で弾いてもらっているような演奏である。
今日も仕事があるが、何とかいけそうな予感。
仕事の先行きも不安定要素はあるが、交響作文９番までは希望を繋ぎたい。
ヴェーグの落ち着いた意欲的な演奏を聞き、視界が開かれて行くようだ。
何とか新生活を軟着陸させて先に進みたい。ヘルプ・ミー・トゥ・ヘルプ・マイセルフを祈っている。
山もあり谷も歩いた週末にまた生き直す音の溌剌