今日届いた九條今日子さんの「回想寺山修司」一気に読破する。
離婚は自分から言い出したとか、その後も劇団員には奥さんと呼ばれていたと書いてある。
大人の事情はあったがお互い最後まで嫌いには成れなかったようだ。
西東三鬼全句集も届いたので目を通している。かっこいい俳句が一杯ある。
俳句といえば、歳時記をめくって季語を入れなければならず、面倒だと思っていたが、
西東三鬼は新俳句で、季語がなくても構わないという立場のようだ。
寺山さんが借用したという問題の俳句は、一般には「わが天使なるやもしれず寒雀」と言われているが、
西東三鬼の句集には「わが天使なりやおののく寒雀」と書いてある。
みなさん借用を問題にする割りに、その点には無頓着なようだ。季語に拘らなくてもいいなら、俳句もいいな。
ブッフビンダーの優しいベートーヴェンピアノ独奏曲全集を数枚聞きながら思う。
雀さえ天使に見える清らかな澄んだ瞳で濁世を生きる
離婚は自分から言い出したとか、その後も劇団員には奥さんと呼ばれていたと書いてある。
大人の事情はあったがお互い最後まで嫌いには成れなかったようだ。
西東三鬼全句集も届いたので目を通している。かっこいい俳句が一杯ある。
俳句といえば、歳時記をめくって季語を入れなければならず、面倒だと思っていたが、
西東三鬼は新俳句で、季語がなくても構わないという立場のようだ。
寺山さんが借用したという問題の俳句は、一般には「わが天使なるやもしれず寒雀」と言われているが、
西東三鬼の句集には「わが天使なりやおののく寒雀」と書いてある。
みなさん借用を問題にする割りに、その点には無頓着なようだ。季語に拘らなくてもいいなら、俳句もいいな。
ブッフビンダーの優しいベートーヴェンピアノ独奏曲全集を数枚聞きながら思う。
雀さえ天使に見える清らかな澄んだ瞳で濁世を生きる