梅雨晴れや庭の千草も目を覚まし
木漏れ陽の避暑地眩しき銀葉樹
青茂み抜けて広がる夏の星
流水に岩洗われて日々涼し
冥界の蜜ぎっしりと夏巣箱
機関士の乗り込み始め夏列車
この夏にまた一人去る遠列車
硝煙を撒いて大輪 揚げ花火
梅雨空の合間を縫って古本屋
屏風から抜け出た様な燕子花
公民館裏に午睡の蓮の池
夕暮れの眺めに光る金糸梅
木漏れ陽の避暑地眩しき銀葉樹
青茂み抜けて広がる夏の星
流水に岩洗われて日々涼し
冥界の蜜ぎっしりと夏巣箱
機関士の乗り込み始め夏列車
この夏にまた一人去る遠列車
硝煙を撒いて大輪 揚げ花火
梅雨空の合間を縫って古本屋
屏風から抜け出た様な燕子花
公民館裏に午睡の蓮の池
夕暮れの眺めに光る金糸梅