成し終えて夜半の甘露涼やかや
夏の川素足でそっと瀬踏みかな
夏の橋渡れば木彫り不動像
灼ける日は散歩に行かず字を写す
度重ね麦茶飲み干す日の盛り
本分を各自が尽くし青葉風
夏暁に深々と鳴る虫の声
夏木立日時計の指す正午かな
向日葵も本領発揮咲き誇り
忙しくまた出帆や夏の蟻
幾輪か共に揺れ合う夏の菊
夕暮れに家路に誘う合歓の花
夏の川素足でそっと瀬踏みかな
夏の橋渡れば木彫り不動像
灼ける日は散歩に行かず字を写す
度重ね麦茶飲み干す日の盛り
本分を各自が尽くし青葉風
夏暁に深々と鳴る虫の声
夏木立日時計の指す正午かな
向日葵も本領発揮咲き誇り
忙しくまた出帆や夏の蟻
幾輪か共に揺れ合う夏の菊
夕暮れに家路に誘う合歓の花