初蝉やまた巡り来る灼ける夏
梅雨曇り聖書歳時記受け取りに
白茄子の旨い味覚を歌にする
満天の星空仰ぐ夏の旅
梅雨籠り忘れられない些事三つ
宙回廊散水塔の霧涼し
この町をまた一人消え夏模様
挨拶を交わしたくなる木槿かな
出来事の隙間が空いて聖母菊
放課後の子どもが遊ぶ百日紅
雨上がり辺り一面風薫る
夏帽子斜めに被り帰路のバス
梅雨曇り聖書歳時記受け取りに
白茄子の旨い味覚を歌にする
満天の星空仰ぐ夏の旅
梅雨籠り忘れられない些事三つ
宙回廊散水塔の霧涼し
この町をまた一人消え夏模様
挨拶を交わしたくなる木槿かな
出来事の隙間が空いて聖母菊
放課後の子どもが遊ぶ百日紅
雨上がり辺り一面風薫る
夏帽子斜めに被り帰路のバス