十五夜に下界を満たす夏の月
夏暁に光の入るサッシ窓
朝曇り暑さを告げる夏の虫
大暑なり季節の時計日を刻む
道行けば燕飛び交う床屋かな
町の奥早苗波打つ青田かな
満願に頭を下げる夏薬師
昼顔や一つ二つと笑顔咲く
露草の゙数を数えて心満つ
夏の日に時の車輪が回りけり
庭先に小さく咲けり日輪草
夏夜半天竺の夢見る明恵
夏暁に光の入るサッシ窓
朝曇り暑さを告げる夏の虫
大暑なり季節の時計日を刻む
道行けば燕飛び交う床屋かな
町の奥早苗波打つ青田かな
満願に頭を下げる夏薬師
昼顔や一つ二つと笑顔咲く
露草の゙数を数えて心満つ
夏の日に時の車輪が回りけり
庭先に小さく咲けり日輪草
夏夜半天竺の夢見る明恵