前回、オリオン大星雲を月夜に写しましたが、やはりもう少し大きなサイズで撮りたいな、と思っていました。
EOS 60DaとSD-80ALで直接焦点撮影をしたい。
しかし、焦点距離1000mmのSD-80ALをレンズとして用いるなら、星の動きに合わせてSD-80ALを誘導するためのガイド鏡もそれ相応の焦点距離がなければ星が流れてしまう。
試しに誘導なしの固定撮影をしてみたら、こんな感じになった。
何か手はないか。
思いつきました。
2006年にヤンバルクイナを撮影するために購入した高倍率ズームデジカメ、OLYMPUS SP-500UZとそのテレコンTCON-17。
久しく押し入れの奥にしまわれていました。
光学10倍ズームに1.7倍テレコンを取り付け、さらにデジタルズームを組み合わせるとなんと1200mmクラスになります。
これをガイド鏡に撮影してみよう。
SP-500UZのガイド鏡としての性能はバッチリでした。
ただ、経緯台の動きの精度が追いつかず、ブレブレ写真となりました。
でもまあ、今後に希望を抱ける画像です。
赤道儀を手に入れようと思います。
撮影のあとに昇ってきた月。
月齢18.8