今週末も曇りと雨の予報でした。
本日土曜日は、朝から午後まで晴れですが、夕方から曇りの予報でした。
運が良ければ月くらいは撮れるのではないかと思いアパートの駐車場に出ると、雲は流れているが、SD-80AL+経緯台でのお手軽撮影はまったく問題なし。
雲の流れを見ると、まだ30分くらいは雲の合間から月が出てくれそうです。
この月齢なら地球照撮影ができるかもしれない。
急いで電動赤道儀EQ6proと口径25cm反射望遠鏡GINJI-250FNを持ち出しました。
北の空は雲で完全に覆われているので、北極星が見えない。
簡易法で極軸を合わせます。
まず下の写真のように、西7度の方向に三脚を向けます。
それから三脚を水平に設置し、EQ6pro本体を乗せます。
仰角については、いつもだいたい37度になっているのでいじらず。
1 star alignmentでシリウスを選択。
薄雲の中のシリウスをなんとかゲット!
やはりファインダーがついていると楽チンですね。
今までの苦労はなんだったんだ。。。
で、喜び勇んで地球照を撮影。
む。。。
なんだ、このフレアは。。。
最初、駐車場の明るい電灯の影響かと考え、ダンボール箱で遮光したのだが、改善せず。
望遠鏡の向きを変えてみると、その動きから、どうも月自体の明るさによるフレアのようだ。
と、なると・・・もしかして、明るい月だと、反射望遠鏡で地球照を撮るのは無理なのか?
よくわかりませんが、もし次の機会があったら、今度は同じ条件で、屈折望遠鏡SD-80ALで撮影して、フレアがでるかどうかを確認してみようかと思います。
仕方がないので、月の通常撮影だけでもしてみました。
まだ、あまりGINJI-250FNで月の撮影をしていません。
今回の撮影では、SD-80ALでも、GINJI-250FNでもイマイチな写りです。
ピントはしつこくつめたのですが、ピンボケのような画像。
けっこう高い位置にあった月を撮影しているので、条件は悪くないはず。
また、輪郭が毛羽立っていないので、大気がユラユラしているわけでもなさそう。
しかし、薄雲が月の前を通り過ぎる中での撮影ですので、なんらかの影響はあったのでしょう。
月の近く似合った木星も久々に撮影してみました。
4枚をコンポジット合成してあります。
最近、運も体力も尽きて、なかなかEQ6proとGINJIを持ち出せていなかったので、いくらアパートの駐車場とはいえ、持ち出してやれたのでよかったです。
我慢強く、次の撮影のチャンスを待ちたいと思います。