9月22日(日)
日帰り温泉、もみの湯での朝。きのうほどではないが、きょうも晴れ。
ゆっくりと朝食を食べて、山道具、服がほったらかしになっているクルマの中を、少し整理した。
▲ 9時過ぎに、「じゃあ出かけようか」
▲ おっと、前輪にカマキリくんが張り付いている。普通は緑色だと思うが、このカマキリは薄茶色、こいつも秋バージョンだ。
**************
ここから少し北上して、東へ曲がって191号線をふたたび八ヶ岳の方へ向かった。奥蓼科温泉郷の方面だ。温泉郷といっても、ネオンきらめく温泉街なんか無い。ひなびた温泉宿が数軒点在するだけのところ。昨年11月に天狗岳に登った時に通った道だが、この池の所在は気がつかず通り過ぎていたのだ。
山の中に入っていくと、この池、御射鹿池(みしゃかいけ)は、事前の何の標識もなく、右手に突然現れる。行きすぎてから戻って、池傍の狭いスペースにクルマを停める。
池に近づく。全体が目に・・ その一瞬、ハッとする。 (わっ、何!)
▲ 中央
▲ 右淵は緑の堤防になっている。
▲ 左淵
決して大きい池ではないが、
湖面の深い緑が心を浸(ひた)してくる。
御射鹿池を有名にしたのはこの絵。
「緑響く」
▲ 日本画の東山魁夷(ひがしやまかいい)はこの池をモチーフに、1972年に白い馬の連作を幻想的に描いた。 「緑響く」 はそのひとつ。
自然の池のようにみえるが、1933年に農業用のため池として人工的に造られたもの。
池の奇妙な名前「御射鹿池(みしゃかいけ)」の由来は、諏訪大社の神に捧げる鹿を射る処、という意味があるそうだ。
▲ 池は191号の道沿いにある。駐車場はないが、手前と先に数台停められるオープンスペースがある。道沿いにも数台勝手に停めている。
▲ 私はHarmonyを、手前のスペースに停めた。向こうが池の右堤防だ。
▲ 左うしろに看板が立っていた。標高1528m、広さ1.3ha、最大水深8m。酸性が強いため魚などは生息できない。
見ごろは、紅葉の時期のようだ。クルマであふれかえるのだろうな。
この池は、晴天の昼間より、早朝あさもやがかかっているような時のほうが、幽玄神秘的に撮れるだろう。
よしっ。帰ろう。
*************
▲ 帰りすがら。赤岳では一度も「名も知らねど花シリーズ」の出番がなかったが(もう何も咲いてなかったため)、道路脇に秋桜コスモスが咲いていた。クルマを停止して撮った。
背景はもちろん、身近になった八ヶ岳。
帰りは諏訪ICから中央道に乗って、幸い渋滞もなく午後3時に帰宅。
近辺の位置関係;
B:美濃戸口 C:もみの湯 D:御射鹿池
了
日帰り温泉、もみの湯での朝。きのうほどではないが、きょうも晴れ。
ゆっくりと朝食を食べて、山道具、服がほったらかしになっているクルマの中を、少し整理した。
▲ 9時過ぎに、「じゃあ出かけようか」
▲ おっと、前輪にカマキリくんが張り付いている。普通は緑色だと思うが、このカマキリは薄茶色、こいつも秋バージョンだ。
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ここから少し北上して、東へ曲がって191号線をふたたび八ヶ岳の方へ向かった。奥蓼科温泉郷の方面だ。温泉郷といっても、ネオンきらめく温泉街なんか無い。ひなびた温泉宿が数軒点在するだけのところ。昨年11月に天狗岳に登った時に通った道だが、この池の所在は気がつかず通り過ぎていたのだ。
山の中に入っていくと、この池、御射鹿池(みしゃかいけ)は、事前の何の標識もなく、右手に突然現れる。行きすぎてから戻って、池傍の狭いスペースにクルマを停める。
池に近づく。全体が目に・・ その一瞬、ハッとする。 (わっ、何!)
▲ 中央
▲ 右淵は緑の堤防になっている。
▲ 左淵
決して大きい池ではないが、
湖面の深い緑が心を浸(ひた)してくる。
御射鹿池を有名にしたのはこの絵。
「緑響く」
▲ 日本画の東山魁夷(ひがしやまかいい)はこの池をモチーフに、1972年に白い馬の連作を幻想的に描いた。 「緑響く」 はそのひとつ。
自然の池のようにみえるが、1933年に農業用のため池として人工的に造られたもの。
池の奇妙な名前「御射鹿池(みしゃかいけ)」の由来は、諏訪大社の神に捧げる鹿を射る処、という意味があるそうだ。
▲ 池は191号の道沿いにある。駐車場はないが、手前と先に数台停められるオープンスペースがある。道沿いにも数台勝手に停めている。
▲ 私はHarmonyを、手前のスペースに停めた。向こうが池の右堤防だ。
▲ 左うしろに看板が立っていた。標高1528m、広さ1.3ha、最大水深8m。酸性が強いため魚などは生息できない。
見ごろは、紅葉の時期のようだ。クルマであふれかえるのだろうな。
この池は、晴天の昼間より、早朝あさもやがかかっているような時のほうが、幽玄神秘的に撮れるだろう。
よしっ。帰ろう。
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▲ 帰りすがら。赤岳では一度も「名も知らねど花シリーズ」の出番がなかったが(もう何も咲いてなかったため)、道路脇に秋桜コスモスが咲いていた。クルマを停止して撮った。
背景はもちろん、身近になった八ヶ岳。
帰りは諏訪ICから中央道に乗って、幸い渋滞もなく午後3時に帰宅。
近辺の位置関係;
B:美濃戸口 C:もみの湯 D:御射鹿池
了