5月11日(月)
週明けの今日、5月1日(金)のマロニエ通り散策に続いて、実際にお店に入ってみようと同僚とランチタイムに足を向けた。
▲ ラウンジ マロニエ。
明大のリバティータワーの角にあるラウンジは、その名もマロニエ。
▲ 学生のグループ学習、待ち合わせに利用されるようだ。
今日は、ここをスタートにして歩こう。
▲ ラウンジ マロニエを回り込んで、山の上ホテルへ至る坂道を上ってくる。
▲ この坂道のマロニエが一番花を付けていたが、ご覧のとおりかなりもう寂しくなっている。
由緒ある山の上ホテルの前を過ぎると、マロニエ通りに突き当たる。
すると、右手にこのレストランがある。
▲ そう、トラットリア レモンだ。5月1日の記事で入り口だけ載せたところ。
今日は、同僚を伴っているので堂々と入れる(笑)。
オトコの同僚なのがチト残念だが、贅沢は言わない。
それに、そもそもマロニエ通りというのがあって花が咲いた、ということをボクに教えてくれたのは彼なのだ。
会社から歩いて4分のところにあるレモン。
彼も、行ってみたいと即答だった。
▲ 中は、奥へ向かって細長かった。
▲ 真ん中に、曲線系の形をした大きなテーブルがある。
一人でも気軽に座れるようにという設計だろう。
11時開店だから、まだほとんどお客さんはいない。
▲ 正面には小さな庭をあしらっている。
私達は、右端に座った。
ランチメニューは、飲み物付きの各種スパゲッティだ。
値段は、870円(スパゲッティポモドーロ)から1400円(生ウニのスパゲッティ)まで8種類。
それと別にコースもの。
同僚は、メニューに無い特注で、
▲ スパゲッティ ペパロンチーノ 1000円 と
▲ ノンアルコールビール 210円
を、ご所望した。
ボクは、シェフおすすめ「季節のパスタ」1400円で、
▲ 春野菜のジェノベーゼ リングイネ。
ボクはイタリア語は不案内だが、ジェノバ風ロングパスタということか。
緑色のバジルをいっぱいパスタにからめて、インゲン、かぶ、新じゃがとなんかの葉が添えてあった。
生パスタだからモチモチ感があって、バジルパスタはレトルトでもこの前チンしたが(笑)、それとも違って新しい味だった。ウン、うまいよ。
でも、なんせ量が少ないねー。オトコのボクには。
▲ 飲み物はホットコーヒー。味はコンチネンタル風、ストロングタイプでこれはよかったのだけど。
会社に戻って、女性の同僚にここの話をすると。
○○さーん、コーヒーなんかもったいなーい。あそこは苺グレープフルーツがイチオシなのよお。
そうかい。そういうことだって。
▲ 出るころには、テーブルは埋まっていた。
ここはやはり女性が多い。
▲ レモン でした。
しかしボクのレモンは、レモンちゃん(文化放送)か、檸檬(梶井基次郎)だ。
レモンを出て、マロニエ通りを水道橋の方へすこし行くと右手にこの建物がひっそりとある。
▲ アーチ状の入り口。
ここをくぐると、
▲ また向こうにアーチを持った本館へ続く。
▲ ここは、もともと伝統ある文化学院の建物だ。
▲ 文化学院は与謝野鉄幹、晶子、西村伊作らが自由な教育を建学の精神として1921年に設立した学校。
戦時中は、捕虜収容所として使用されたため米軍の空襲を免れて残ったとか。(山の上ホテルも)
残念ながら、昨年文化学院は両国にキャンパスを移転して、現在は日本BS放送の社屋として使われているようだ。
文化学院跡から、更に下ると左手に(レモンと同じ側に)もう一つ前回ご紹介したお店がある。
▲ エスパス・ビブリオ。ブックカフェだ。
同僚と地下一階に下って、中をのぞいてみた。
今日月曜日は定休日だが、個展を開催しているので入っても構わないと、オーナーらしい方に言われたので入ってみる。
▲ Wao! 壁には本棚がびっしりと並んでいる。
▲ ここも、正面には小さい庭がしつらえてある。
オーナーさんによると、いつもは食事も出すとのこと。
しかも、一杯500円の珈琲で、何時間いても構わないとのことだ。
▲ 本棚の本。やっぱり、おフランスの本だ。
ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し
せめては新しき背広をきて
きままなる旅にいでてみん
とは萩原朔太郎の詩だったな・・
ボクも行きたかった
しかし、そんなボクの高尚な想いとは別に、このオーナーさん「こんな本もありますよ」
▲ たて1m、横50cm、厚さは10cmはあろう、ばかでかい本が据えられていた。
同僚が(ボクではない)おそるおそる両手で本を開いてみる。
Wao! ヌード写真集だ。
ヘルムート・ニュートン。ドイツの著名写真家のようだ。
「篠山紀信みたいな写真ですネ」と同僚が言うと、「篠山は彼の真似をしただけですよ」とオーナー氏。
篠山紀信の原型がここにあった。
見たいかたは、ここに来るがよい。
同僚はまだ本を見たそうにしていたが、「おい、もう行こう」。
ありがとうございました。
今度、ゆっくり来ますので(笑)。
外に出て、マロニエ通りを下まで下り切ると。
▲ おう! 愛しのアテネフランセが・・。 もう40年ぶりだ。
建物もピンクになって・・
えらく瀟洒になってしまって・・
▲ 上を見上げると、ギリシャ兵士の横顔シンボルマークが。
これは変わってない。
あの時の男と女の友達は、今どうしているだろうか、どうなったのだろうか・・
想いは40年前に飛んでいく。。
「○○さん、もう戻りましょう」
関連記事:「御茶ノ水マロニエ通り」2015.5.1
週明けの今日、5月1日(金)のマロニエ通り散策に続いて、実際にお店に入ってみようと同僚とランチタイムに足を向けた。
▲ ラウンジ マロニエ。
明大のリバティータワーの角にあるラウンジは、その名もマロニエ。
▲ 学生のグループ学習、待ち合わせに利用されるようだ。
今日は、ここをスタートにして歩こう。
▲ ラウンジ マロニエを回り込んで、山の上ホテルへ至る坂道を上ってくる。
▲ この坂道のマロニエが一番花を付けていたが、ご覧のとおりかなりもう寂しくなっている。
由緒ある山の上ホテルの前を過ぎると、マロニエ通りに突き当たる。
すると、右手にこのレストランがある。
▲ そう、トラットリア レモンだ。5月1日の記事で入り口だけ載せたところ。
今日は、同僚を伴っているので堂々と入れる(笑)。
オトコの同僚なのがチト残念だが、贅沢は言わない。
それに、そもそもマロニエ通りというのがあって花が咲いた、ということをボクに教えてくれたのは彼なのだ。
会社から歩いて4分のところにあるレモン。
彼も、行ってみたいと即答だった。
▲ 中は、奥へ向かって細長かった。
▲ 真ん中に、曲線系の形をした大きなテーブルがある。
一人でも気軽に座れるようにという設計だろう。
11時開店だから、まだほとんどお客さんはいない。
▲ 正面には小さな庭をあしらっている。
私達は、右端に座った。
ランチメニューは、飲み物付きの各種スパゲッティだ。
値段は、870円(スパゲッティポモドーロ)から1400円(生ウニのスパゲッティ)まで8種類。
それと別にコースもの。
同僚は、メニューに無い特注で、
▲ スパゲッティ ペパロンチーノ 1000円 と
▲ ノンアルコールビール 210円
を、ご所望した。
ボクは、シェフおすすめ「季節のパスタ」1400円で、
▲ 春野菜のジェノベーゼ リングイネ。
ボクはイタリア語は不案内だが、ジェノバ風ロングパスタということか。
緑色のバジルをいっぱいパスタにからめて、インゲン、かぶ、新じゃがとなんかの葉が添えてあった。
生パスタだからモチモチ感があって、バジルパスタはレトルトでもこの前チンしたが(笑)、それとも違って新しい味だった。ウン、うまいよ。
でも、なんせ量が少ないねー。オトコのボクには。
▲ 飲み物はホットコーヒー。味はコンチネンタル風、ストロングタイプでこれはよかったのだけど。
会社に戻って、女性の同僚にここの話をすると。
○○さーん、コーヒーなんかもったいなーい。あそこは苺グレープフルーツがイチオシなのよお。
そうかい。そういうことだって。
▲ 出るころには、テーブルは埋まっていた。
ここはやはり女性が多い。
▲ レモン でした。
しかしボクのレモンは、レモンちゃん(文化放送)か、檸檬(梶井基次郎)だ。
レモンを出て、マロニエ通りを水道橋の方へすこし行くと右手にこの建物がひっそりとある。
▲ アーチ状の入り口。
ここをくぐると、
▲ また向こうにアーチを持った本館へ続く。
▲ ここは、もともと伝統ある文化学院の建物だ。
▲ 文化学院は与謝野鉄幹、晶子、西村伊作らが自由な教育を建学の精神として1921年に設立した学校。
戦時中は、捕虜収容所として使用されたため米軍の空襲を免れて残ったとか。(山の上ホテルも)
残念ながら、昨年文化学院は両国にキャンパスを移転して、現在は日本BS放送の社屋として使われているようだ。
文化学院跡から、更に下ると左手に(レモンと同じ側に)もう一つ前回ご紹介したお店がある。
▲ エスパス・ビブリオ。ブックカフェだ。
同僚と地下一階に下って、中をのぞいてみた。
今日月曜日は定休日だが、個展を開催しているので入っても構わないと、オーナーらしい方に言われたので入ってみる。
▲ Wao! 壁には本棚がびっしりと並んでいる。
▲ ここも、正面には小さい庭がしつらえてある。
オーナーさんによると、いつもは食事も出すとのこと。
しかも、一杯500円の珈琲で、何時間いても構わないとのことだ。
▲ 本棚の本。やっぱり、おフランスの本だ。
ふらんすへ行きたしと思へども
ふらんすはあまりに遠し
せめては新しき背広をきて
きままなる旅にいでてみん
とは萩原朔太郎の詩だったな・・
ボクも行きたかった
しかし、そんなボクの高尚な想いとは別に、このオーナーさん「こんな本もありますよ」
▲ たて1m、横50cm、厚さは10cmはあろう、ばかでかい本が据えられていた。
同僚が(ボクではない)おそるおそる両手で本を開いてみる。
Wao! ヌード写真集だ。
ヘルムート・ニュートン。ドイツの著名写真家のようだ。
「篠山紀信みたいな写真ですネ」と同僚が言うと、「篠山は彼の真似をしただけですよ」とオーナー氏。
篠山紀信の原型がここにあった。
見たいかたは、ここに来るがよい。
同僚はまだ本を見たそうにしていたが、「おい、もう行こう」。
ありがとうございました。
今度、ゆっくり来ますので(笑)。
外に出て、マロニエ通りを下まで下り切ると。
▲ おう! 愛しのアテネフランセが・・。 もう40年ぶりだ。
建物もピンクになって・・
えらく瀟洒になってしまって・・
▲ 上を見上げると、ギリシャ兵士の横顔シンボルマークが。
これは変わってない。
あの時の男と女の友達は、今どうしているだろうか、どうなったのだろうか・・
想いは40年前に飛んでいく。。
「○○さん、もう戻りましょう」
関連記事:「御茶ノ水マロニエ通り」2015.5.1