青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

元祖・山ガールの田部井淳子さんの生き方

2015年12月02日 00時00分30秒 | 日々の思い
12月2日(水)

あなたの生活スタイルは、何スタイル?

ボクは、金曜日午後8:00-8:45 放送Eテレの「団塊スタイル」をよく見る。
それは、いわゆるシニアの生活にまつわる趣味、仕事、健康等の様々な情報提供の他、第二の人生として、様々なセカンドライフを送る人達の生き方紹介している番組だ。





たいてい録画で見るのだが、先週金曜日に放送された登山家・田部井淳子さんの生き方を紹介したものを見た↑。
女性で山を登る方なら、田部井さんをご存じだと思うが、(え? ヨーキクンしか知らない?! アナタ・・)

内容は、田部井さんとは35歳のとき女性で世界初のエベレスト登頂(1975)に成功した方。でも、72歳のとき腹膜がんを患い、夫に支えられながら闘病生活を送るなど苦労もあった。76歳になった今は、山に登るだけでなく、本格的に歌を習うなど新しいことに精力的に取り組んでいる。一日一日を大切に生きる田部井さんの生き方を、紹介する番組だった。



おなじく山登りが好きなボクとしても、これからのセカンドライフを考えるうえでも非常に参考になった。
中でも田部井さんの印象的な言葉を記しておこう;

・一年で140~150日は今でも山に行っている。残りの200日は日常の生活だが、これも楽しまなくてはと思いお稽古に忙しい。明日やることがはっきり決まっているということは、足の底から活力が湧いてくる

・誘われたら断らない。生まれてきてから色んな世界があるということを知ってから、死んでいきたい。こんなこともあるのね、常に新しいことを体験する。

習い事は、わがままでよい。無理をしない。好きなことだけでいい。もう限られた時間しか生きていけないのだから。

・人から行かない? やらない? と誘われた時昔は、夫の、子供のスケジュールをまず調べてから返事していた。しかし、60歳を過ぎてから自分で決められるということは素晴らしい。夫へは事後報告だけ。




田部井さんは、どうも少なくとも埼玉県内、私の居住区の近くに住んでおられるようだ。
リハビリを兼ねた、最近の山登りが映像で番組の中で紹介されていた。
御主人に付き添われて登っている山が、な、なんと日和田山(ひわださん)だ。埼玉県南西部の標高300mちょっとの低山だが、ボクの居住圏にある。

田部井さんが福島から出てきて都会コンプレックスに落ち込んでいた学生時代に、初めて登って山の魅力に救われたその山が、奥多摩の御岳山(みたけさん)だしね。



ご関心を持たれた方は、今週金曜日に再放送があるのでどーぞ。

【再放送】 12月4日(金)Eテレ 午前11:00~11:45