青い空とわたし

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遠くへ行きたい

2016年10月08日 21時53分38秒 | 青い空の日は旅立(全般)
10月8日(土)

きのうから、いよいよ放浪の旅?に出立した。



▲ 埼玉県行田市の「さきたま風土記の丘」に来た。

昨晩はここの駐車場で車中泊。

風土記の丘には、5世紀後半から7世紀初めごろまでにつくられた9基の大型古墳が群集している。




▲ 「埼玉県名発祥の碑」がある。

埼玉の名称は、地域の中心であった埼玉郡からとったもの。
埼玉郡は古くは、前玉(さきたま)郡と呼ばれており、正倉院文書神亀三年(726)山背国戸籍帳には「武蔵国前玉郡」の表記がある。

この地には大古墳群があり、前玉神社もあることから前玉郡の中心地だったと考えられることから、発祥の地とした。




▲ 稲荷山古墳。

昭和43年(1968)の発掘調査で、鉄剣、帯金具、まが玉、鏡はじめ多くの遺物が出土されて、当古墳群では一番有名だ。ボクも90年に埼玉に移り住んだ時、この古墳を見に来たものだ。

しかし、今は修復中ということで草もぼうぼうで、あの時の立派な前方後円墳の見る影もない。

遺物が収められている博物館に入ってみた。

その中で印象的だったのは、



▲ 武人の埴輪。

なんと、穏やかな顔をした武人だろうか。

埴輪の顔はこのような目鼻立ちで創られたのが多い。
複雑な表情は作れなかったという技術上の問題もあろうが、穏やかな心が休まる生活を願う気持ちが現れているのではなかろうか。




▲ 金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)。国宝。

金の文字で、製作者銘、由来、制昨年(471年)が書かれており、発掘が報じられた時(1978)超一級の歴史資料として大騒ぎになったのをボクですら覚えている。




▲ 二子山古墳とコスモス。

午後になると、少し陽が射してきた。


古代ロマンあふれる、埼玉古墳群・さきたま風土記の丘、また来てみよう。
発掘調査が終わった時がいいな。




▲ 古墳のあとは、同じ行田市にある「古代蓮の里」へ来た。

そこにタワーがある。
展望室に上がってみると、



▲ ドラゴンクエストの田んぼアートが眼下に見える。

9種類の色の違う稲を植えて、絵を描き出したということだ。
今月の15日には、稲刈りされるということだ。
毎年図案は異なるということだ。

こんなプロジェクトがあるとは知らなかった。
信さんのブログ記事で知った。


さあ、行田市を出発。

それでどこへ?