青い空とわたし

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白馬五竜/47~ ここは外国のスキー場かよ

2019年01月14日 17時03分04秒 | 同上 (スキー)
1月10日(木)

白馬五竜スキー場駐車場での朝。



▲ 7時少し前に起きた。ちと遅いかな。

うん朝焼けで、天気予報どおり。

昨日あった周囲のクルマは、雲散霧消。ボクのクルマだけが取り残されている(笑)。
向こうに移動させよう。

誘導係員さんには、「よく眠れましたか?」と言われてしまった。




▲ リフトは8時半からの運行開始だが

何やかやで、ゲレンデに出たのは9時を過ぎていた。
山登りのスタートならアウトだが、スキーではこれでいいのだ。
これがジジーの、いやオトナのスキーの楽しみ方なのさ。
 朝ドラ見てただけだろが




▲ まず、五竜テレキャビンゴンドラ(2013m)に乗る。

三人の外人さんと同乗。チケット売り場にいたのもみんな青い目だったなあ。
話を聞いていると、ドア側の二人はトゥダイ(today)の豪州人。

前の一人は・・
Is this your first run?
そうだという。今日は晴れたがずっと雪が降っていた。一昨日は60センチの新雪が積もってウハウハだったとか。 → ウハウハは英語でどういうかは聞かないでくれ、そういう意味の表現だった 
この兄さんはアメリカ人。でも今から考えると、アメリカはインチなのになんで「センチミーター」で答えるのかな。あ、降雪の公表がセンチだからだ(笑)

このテレキャビンを、(八方アダムとか栂池イブと違って)「なかなか登山者は乗りにくい箱です。物凄い違和感がありました」と信さんは前回コメントで嘆いてられたが???
 あ、そうかアダムとイブのゴンドラは背中合わせで座るが、これは対面で座るから気まずい思いがする? 知らん人とも自然に会話になるからいいじゃん。もし女性だったら・・困る?  困らない(笑)





▲ ゴンドラのあと、さらにアルプス第一ペアリフト(616m)に乗って頂上へ向かう。

昨晩は、粉雪程度で積雪はなかったが、上の方は柔らかい雪が乗っているようだ。
オトナのボクも、気持ちが早まってきた。
早く初滑りをしたい!




▲ てなことで、やはりほとんど準備運動も無しで、しかしそこは、ゆっくり確かめるように滑り始めた。

滑り始めてすぐに分かった。 
違いはナイ。
今年もイケル。
自転車と同じだ。





▲ 雪が着かず岩肌で、菱型の山頂の五竜岳(2814m)が、あそこに。





▲ さらに右に目を移せば、左側に唐松岳を頂く八方尾根の長い稜線。そして後方の白い稜線上には、白く輝く白馬三山が見える。

確かに、何も変わっていない光景。


続けてよーく見ると、手前の八方尾根稜線上のずっと右に、小さい黒点が。
ズームすると、



▲ 八方池山荘とリフトの最頂上駅が見えた。

まさか2日後には、あそこからこちらを眺めるとはこの時は思わなかった。



Hakuba47 側へ移動した。

中腹まで下りて、クワッドリフト(4人乗り1228m)でまた上る時



▲ このオジサンと一緒になった。

息子たちと一緒にきたという豪州人。ああじゃ、こうじゃ話していて、どうも発声の音が漏れる。入歯の特徴だ。横顔のシワからも年配の方だとは推測できる。ボクは67歳だけど・・自分からカミングアウトしたのち(笑)お歳を訊ねてみると、73歳だと言う。ええーっ!?
思わず握手してしまった。あとは「スキーと歳」談義に。スキーはバランスで体力ではないと意気投合。
この方は、笑いながら85歳まで滑るのが目標だと。

五竜ゲレンデで息子たちとランチだが、どう戻ったらいいのか とコースマップ看板を眺めるこの先輩↑。

右下のリフトに乗るんですよ、と言ってあげた。




▲ そうだね、とリフト小屋へ向かって颯爽(さっそう)と降りていった。

見ていると、昔懐かしいステップターンでした・・。


先輩を見送ったあと、ボクはHauba47のベースまで、下りていった。



▲ Hakuba47

上: ゴンドラ乗り場
下: ゲレンデのお店

このお店が並んでいる風景が、なんかいつも異様に感じるのだ。
食べ物屋がほとんどだが、店の表記とかが英語表記なのだ。
して、人通りも少なくて、寂しげで(スミマセン)

なんか、西部劇に出てくる荒野のタウンみたい。
スキー置き掛けバーなんか、そう、馬の引き縄を掛けておくところに見えてきて(笑)。

で、このあとゴンドラに乗り合わせた、ニーさん外人にこの西部劇イメージを言ったら、
彼もそう思ったと言う。
そして、ホヨヨーとか声を上げたので、それコヨーテの真似かい?と聞くと
いや、ジョンウェインが牛を呼ぶ声だと、彼の返事(笑)。

いずれにしろ、ここはもう日本のスキー場ではないのでは。
客の8割は外人だ。誇張ではない。
今日は平日で、まともな日本人は勤労しているから、外人観光スキーヤーの比率がより高まっていると見た。

いや、大変な時代になってしまった。



五竜トップへ戻って、



▲ エキスパートコースへ来た。

「Expert Only 急斜面・最上級向き」 で、エキスパートでない方は左横のウッディコースへ。

外人さんが5,6名ここで、立ち止まっていて、ボーダーの一人だけがエキスパートコースを行くと宣言して下り始めた。

他のみんなは、”I love you! ” ”We love you!” と彼に、大声で呼ばったあと迂回コースへ。

I love you は、戦地とか帰還リスクが高いところへ赴くとき、励ましの意味で送る表現で、ふざけているのだ。

で、ボクは? 誰にも声を掛けてもらえなかったが、まっすぐコースへ行った。Love me.


駐車場まで戻って






▲ チキンラーメンを調理

玉子を入れて、朝用のベーコンも2枚突っ込んだ。

暖かくいただきました(^^)


ランチを摂ったあと、また滑走を再開。

2時過ぎになった。ボチボチ上がろうか。その前に、



▲ レストラン ALPS360 で。

アポパイとカヒーを、セットで600エン

ここのアップルパイは人気らしく、午前中にのぞいたときは売り切れていた。
午後にもう一度出来上がるるということで、それでもこのときは最後の一切れだった。
バルコニー席には、もう誰もいなくて、寒いからこの写真のあとは、中で食べたよ。




▲ 「シャレード」 1963年

ケーリーグラントとオードリーヘップバーン主演のこの映画は、旅先フランスのスキー場でのこのシーンから始まる。少し、雰囲気が似ているのだ。(何でも想像力が重要だよ)



~ ⛷ ~ ⛷~ ⛷ ~ ⛷ ~




▲ その晩までに、お隣の鹿島槍スキー場へ移動。

中央駐車場はガラガラ。
ここのベース、セントラルプラザ1130は、温泉が併設してあり便利。

浴槽にはだれも入っていなくて、経営的に大丈夫かと思ったが、入浴後にフロントに戻ると、中華系の団体さんが押し寄せていた。

やはり、大丈夫かよ・・(笑)