こころの染織

ひと針ひと針心を繕います。
第8章・・月あかりの散歩道・・・私とルナと一緒に月に想いを馳せて散歩しませんか~♪

慈恩寺・十二神将に魅せられる

2023-10-14 15:32:52 | 神社・仏閣巡り

 

アメリカン・ブルーです。

 

およそ2週間ほど前だったでしょうか・・・
Facebookの情報で
「慈恩寺テラス」というワードに共鳴して、
そこへ行って見たいと思いました。

場所は山形県寒河江市
高速・山形道を経由して、
月山を見ながら入って行きました。


 

あ~~ 山形~♪
そんな言葉が飛び出してしまう
宮城とは何かが違う?
そんな景色に秋を重ねて喜びました。

 

 

 

やや花の見頃を過ぎてしまった彼岸花
寺に良く似合う花ですね~

 

 

 

山門です。

実は、車で上の駐車場まで上がってしまったので・・・
帰りにここへ寄って写真を撮りました。
歩いて登ってくると、
ここから入ることが出来ます。

 

 

三重塔の前を通過して・・・


 

この坂の一番上に駐車場があります。

そこからゆっくり降りてきた所に、
先ほど紹介した石段を上る山門がありました。

 

 

 

鐘撞堂もあります。

では、慈恩寺についてちょっとだけ

平安時代には鳥羽天皇により、
天皇のために祈祷を行う「御願寺」とされ、
江戸時代には、
学頭を務める宝蔵院・華蔵院と別当を務める最上院の3つの寺の下に、
清僧(出家した僧侶)・修験(山伏)の48坊がおり、
さらに雑務を担う一山役人、
寺侍や家来などもいる巨大祈祷寺院でした。


つまり、慈恩寺は一般的な葬儀等を行う寺ではありません。

 

 

本殿は只今修復中で・・・
外観は見られませんでした。
また、「平安の釈迦三尊」特別展開催中で、
この入り口から一切撮影禁止でしたので、
残念ながらお伝え出来ません<m(__)m>
仏像にご興味のある方はこちらから~

入り口から入って直ぐの「天井絵」が素晴らしく、
しばらく上を見上げていたせいで首がおかしくなるくらい、
いつまでも見続けたいものでした。

その一角に、鋳鉄仏餉鉢というものがあって、
そこに頭を入れると、
若返り、物忘れ防止、心願成就だそうで、
私達は「物忘れ防止」を願ってきました(笑)


拝観料は大人1,000円
本堂、薬師堂の共通拝観券です。

 

 

実は、こちらの薬師堂の中が、
実に素晴らしく、
ここで解説してもらった内容に感銘を受け、
ややお高めかと思った拝観料は気にならなくなりました。

 

 

ネットからお借りしましたが、
薬師三尊を守る十二神将が並んでいて・・・
十二支が頭の上に彫られています。
こちらは「卯」神将ですが、
この日は、本殿に出張中と書かれて居ましたが、
もちろん、本殿でも見てきたのですが、
他者を圧倒する存在感で記憶に留めてきました。
360℃ どこから見ても非の打ち所がない
緻密に作られた立ち姿です。

夫は、「申」の神将に注目
十二体の中で唯一片目をつぶっているのです。
ウインクしてる? 平安時代にしてはなかなかのセンスでは?
そう思ってみたようですが、
実は手にしていたのが矢
その視線の先に矢じりを見ている片目の存在があったのですね。
そんな話を聞き続けると・・・
もっといろんなお話を聞きたくなってしまいました。

それを芸術と捉えて・・・
お芋ばかり食べていないで、
この秋から、少し、
その世界へ足を向けるのも良いのかなぁ~
そんな気持ちになりました。


明日は、目的地だった
「慈恩寺テラス」を紹介します<m(__)m>

 

 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする