さて、東京は桜が咲き始めました~!!
いよいよ温かい春が来るんですな~。
さて前回、Tさんのギターを探して御茶ノ水をさまよい。
ギブソンの黒いギターを発見したところまで話しましたな。
そのギターはヘッドのロゴが筆記体で、美しい貝のインレイが散りばめられていたと書きました。
ところが帰宅した後、ネットで調べても、なかなかその画像が発見できず・・・
前回はどこのものともしれないギターのヘッド、
筆記体のロゴだけしか共通点がないものを載せました(汗)
いやあ、お茶を濁しまくって、すいませんです(反省)
苦節数日、やっと、見つけましたよ!!
これが、
店長がすごーーく気に入ったギターです!!
ギブソンの2011年のカスタムモデル。
ソングライターという名前のギターですわ。
冒頭の写真にも載せましたが、
このボディの美しさ、たまりませんわ・・・(遠い目)
もちろん、ヘッドは、
筆記体のロゴになってます!!
貝のインレイが上品で、黒いボディとの対比がたまりません!!
もちろん、音も素晴らしい!!
おいらと店長は、今回の試奏の旅での最大の目玉商品だと確信したほどですぞ!!
外見も生音も優れているし、アンプに通した音もとても良い。
ギブソンらしい音色が明確だし、Tさんが前に買ったフルアコもギブソンだし。
これは、ギブソンつながりで、確定かもしれんな・・・
おいらと店長は目を見合わせて、ニヤリとしたほどの素晴らしいギター!!
ところが、肝心のTさんがしみじみと試奏しながら、こう言ったのです。
うーーーん、チューニングがおかしいのかなあ・・・
そして店員さんを呼んで、もう1度、厳密にチューニングしてもらいます。
そしてまた試奏して、
やっぱりおかしいな、ほら、これ聴いてみて、高音域での5弦の音程がおかしくない?
アコギの5弦の高音域なんて、ほとんど弾かないから、おいらも店長も確認してなかった・・・
たしかに、ちょいとばかり、音程がおかしい気がする・・・
そうか、オクターブ・ピッチが合ってないんだ(遠い目)
店員さんを呼んで確認してみたところ、アコギの場合はオクターブピッチを直すのは、とんでもなく大変とのこと・・・
Tさん、すげえ(感嘆)
数年前に、いっしょにフルアコを探して試奏をして回った時には、
店長とつぁんが大丈夫と言ったギターなら、俺はどれでも大丈夫だよ!
試奏したって、実際、そんなに違いが分からないからね~(笑)
なんて言っていたのに、すごい進歩ですわ!!
おいらと店長ですら気がつかなかったポイントを的確に見抜くなんて!
店長がにこにこしながら、
いやあ、これはTさんに教えられたな~!
としみじみ言ったくらいですからね、いやあ、試奏の旅は本当に勉強になるっす!!
あまりにも素晴らしいギターだったけども、音程がずれるようでは、さすがに厳しい・・・
特にTさんにしてみれば、5弦の高音域も日常的に弾いているからこそ、試奏の時にそのフレーズが出たわけで。
そのフレーズを弾くたびに、音痴な感じがしちゃったら、それはとても悲しい・・・(遠い目)
やっぱり、試奏するということは、楽器を購入する上で必須事項なのですな!!
おいらたちはTさんに頼もしさを感じながら、次のギター屋さんに向かったのです。
続きは次号じゃ!!