林檎の唄 ~ アップルビデオ高津店オフィシャルブログ

アコースティック・バンド「アップルビデオ高津店」
火曜に店長、木曜にVROOOM、土曜につぁんが投稿します。

折り畳みカホン作成 その1

2018年10月30日 19時45分10秒 | カホン自作

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 DIY人ブルームです。

自宅での演奏用として使ってた薄型カホン。
これが持ち運びが非常に楽なのです。
普段持ち運んでるやつに比べれば雲泥の差。
そこで、最近は市販品にも増えてきた「折り畳み式カホン」。
これをひとつ作ってみようじゃないですか。

ということで、今回は3DCADで設計して
カットベニヤを取り寄せました。


…が、ベニヤ発注後に強度増加&軽量化という
画期的なアイデアを思いついてしまい、急遽設計変更。
それでも追加注文しなくていいように上手く切り詰め、
最終的には当初の予定より前後幅が
2cmほど小さくなってしまいました。
でも、折りたたんだ時の嵩も小さくなったはずなのでOK。

仮組して畳んだ状態のサイズを確認。
残念ながら打面の傾斜角度が若干浅くなりました。

では箱組み開始。久々の光景です。



だがしかし、背面のサウンドホール開孔中に事件は起こる。

あああああああああああああああああああああ!!!

自在錐での刳り抜き中、真ん中の島が離れた瞬間に跳ねてしまいました。


とりあえず木パテで誤魔化すことにする。

ダメだったらギターのサウンドホールみたいな
フチ取りの飾りでもつけるか…

つづく。

久々の自作カホン

2018年10月23日 18時15分42秒 | カホン自作

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 DIY人ブルームです。


前回のカホン記事で書きましたが
最近市販品でも増えてきた?折り畳み式のカホンの作成を
本格的に進めております。

市販品は基本的にスタッドボルト式のようなので
その辺りは参考にしてみようかと思います。

今回はいつも以上に工作精度が要求されると思うので
3DCADで設計図を作ってみました。


VROOOM WORKS製カホンなので、当然斜め打面。
市販品折り畳み式には存在しないと思います。

現在、設計を終えカットベニヤを発注した段階。

つづく。


久々にミニカホン

2018年10月16日 07時01分27秒 | カホン自作

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 DIY人ブルームです。

先週は久々に、ていうか俺自身は初の溝の口路上演奏。
今年の春に川崎駅周辺の偵察を行った時以来の
2度目のミニカホンでの路上演奏となりました。

で、本来室内で普通のイスに乗せて使う設計のミニカホン。

屋外での運用にはこのようにして叩くのですが、
上部のヒンジの角度が安定しません。
しかも今回は折りたたみイスを併用したため
ますます安定せず、叩く度に位置がずれてゆくのです。

じゃあ、改造だ!ってことで、
ヒンジの開き角を固定できるようにしました。


これならニーグリップしないでも安定します。

下部のつっかえ棒は蝶ネジ留めなので、従来通りに畳めます。


今回の改造はうまくいきました。
でも所詮はミニカホン、下の音域も基本的な音量も出ないので
今後コイツの出番があるかはわかりませんが
乗客の多い電車内や駅での移動は非常に快適でした。

ちゃんとした音の鳴る(容積のある)折り畳み式カホン、
作ってみようかな…。

つづく?


ネジのメッキ加工その2

2018年07月27日 18時48分02秒 | カホン自作

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 DIY担当ブルームです。

カホンの鉄製のネジが錆びるので
鉄よりも錆びの気にならない真鍮のネジ交換しました。
だがしかし、金ピカすぎて気に入らない。

ってことで、銅メッキ処理を行うことにします。


銅メッキってどうやって?
実は結構簡単です。
「DIYメッキ」等で検索すればすぐに出てきます。

なんていうか、小学校の夏休みの工作レベルの設備と作業で
ご家庭で簡単にメッキ加工ができるのです。


用意するもの
・メッキ材
 スズ(半田線でOK)、真鍮、銅、亜鉛などの素材
・サンポール
・非金属製の器
・銅線などの針金
・電池

基本的に以上でOKですが、
クリップ付きの電池ボックスがあると楽です。


図のようにセットして適当な時間電流を流します。

今回は銅メッキなので、メッキ材は+極の銅線を長くして
そのまま漬け込みます。

メッキをかけるネジは帯状にしたアルミテープに突き刺しています。

金色のネジが銅色になりました。


地金が真鍮なので水洗いだけでもOKですが
錆びを防ぐために重曹を溶かした水に漬けて中和させます。


ビフォー


アフター


うむ、良い色になったぞ!

ネジのメッキ加工その1

2018年07月24日 12時15分22秒 | カホン自作

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 DIY担当ブルームです。

カホンのネジが錆びる。
楽器の種類を問わず、手の触れる部分には
必ず何かしらのダメージが蓄積されるもの。

打楽器は基本的に消耗品。
私の使用している自作カホンは
1年くらい前に打面が割れたので張り替えました。

そして、打面を固定しているネジが錆びているので
今回はそれを交換することにしましたが…


これまで使用していたのが鉄製のネジ。
鉄製で茶色に塗装された既製品のネジで
打面の色に近いのであまり目立たない。

でも鉄製なので、どうしても錆びてしまいます。
しかも鉄の錆びはタチが悪い。


ってことで、タチの悪くない錆び方をする材に交換しよう。
つってもネジなのでステンレスか、真鍮くらいしか選択肢はありません。

で、真鍮のネジに交換。



う~ん、なんか金ピカ過ぎてイカンな
でも塗装してもすぐに剥がれそうだし、
ステンレスの銀ピカよりはいくらかマシ。
銅とかのような落ち着いた色のネジは無いもんか…

そこで閃きました。
作るか、銅色のネジ。
一度やってみたかったDIYメッキ加工に挑戦だ!

つづく。


紋章の謎

2017年06月20日 09時00分00秒 | カホン自作

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 D.I.Y.担当ブルームです。


次の農家ライブも迫っていることで、
そろそろ張り替えたカホン打面に
ロゴマークを入れて完成させたいところ。
ということで、VROOOM WORKS のロゴを入れたのですが

なんか物足りない。

ロゴの上に何かエンブレム的なモノがあるとカッコいいんじゃね?
と、云うことで。

エムブレム、紋章といえばやはりシールド
そこにVROOOM WORKS のVとWを入れる。
…VWマークも丸型じゃなければ
VolksWagenのパクりには見えんだろう…


ステンシル型完成。文字に比べるとすげー楽。
ちなみにシールドの形状には元ネタがあります。


ロゴと同じ調合のゴールドで吹き付け。


うむ、いいんじゃない!?


金色

2017年06月13日 08時34分51秒 | カホン自作

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 D.I.Y.担当ブルームです。


次の農家ライブも迫っていることで、
そろそろ張り替えたカホン打面に
ロゴマークを入れて完成させたいところ。


ということで、完成したステンシル型。

せっかくのエアブラシ塗装なので
インクジェットでは不可能な色でやってみたいと思います。

思い切ってゴールドで。


…、あれ?意外と目立たない?




ところが、暗くなってくると光を反射してこんな感じ。

うむ、いいんじゃない?


人力・カッティングマシン

2017年06月09日 07時28分32秒 | カホン自作

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 D.I.Y.担当ブルームです。


次の農家ライブも迫っていることで、
そろそろ張り替えたカホン打面に
ロゴマークを入れて完成させたいところ。

これまでの完成品のほとんどは、極薄のクリアシートにプリントして貼ってましたが

やはり耐久性がよくないし、インクジェットなのでインクの隠ぺい力もない。
なので今回は、2号カホン以来久々の
カッティング&エアブラシでやってみようと思います。

切り抜きは結構大変な作業なので、せめて再利用できるように
プラ板を使ってステンシル型を作成することに。

カッティングマシンを導入してしまえば
マスキングシートを気軽に使い捨て出来るのですが…
まぁ、そんな頻繁に使う物でもないので、
観念して俺自身が人力・カッティングマシンと化すのであった。


ベースとなるフォントを選んで、ステンシル向けに加工。


シール用紙に印刷して、プラ板に貼り付けひたすらカット。





ステンシル型完成。作業時間およそ1時間。

つづく。


カホンバッグ改造日記・最終章3

2017年02月28日 19時52分26秒 | カホン自作

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 キャスターのサーヴァント・ブルームです。

持ち手を付けてキャスターを交換したカホンバッグの走行テスト。
交換した翌日に、家の周りの100メートルくらいを
押したり引いたりしてみましたところ、かなり快適です。
背筋を伸ばしたまま押せるようになったし、
斜めに傾けて曳くことも出来ます。
4輪スーツケースのような取り回しですね。
走行ノイズも柔らかタイヤの効果で
非常に静かになりました。


そして、先週土曜のカラオケ屋練習の日、
家から歩いて6~7分位の距離を走行したところ…

大きく傾けるとストッパーが地面にぶつかる事が判明。


これは前輪後輪を入れ替えることで解決。
基本的に足元は後輪側(持ち手のある方)になるので
ストッパー操作が少し面倒にはなりますが。


何種類かのキャスターを試すことになった訳ですが
結局、屋外走行に重要だったのはタイヤの材質でした。
いくら質の良いベアリングを使ってて回転がスムーズでも、
屋外走行に於いてはタイヤが硬いとあまり意味がないようです。
今回採用した柔らかいタイヤのキャスターのほうが
基部の回転軸やタイヤの軸から発するノイズは大きいです。
ていうか、その辺は交換前の大径硬質のやつはほぼ無音でした。
だがしかし、屋外でのタイヤと地面(とくにタイルっぽい歩道)との打撃音。
これは大きな違いがありました。

また、大径のほうが安定性が高いように思えますが、
小径のほうが基部のサイズが小さいので
バッグ底面の四隅に取り付ける関係もあり、
地面への接点の四角形が大きい=安定性が高いのでした。

大径・小径でキャスター自体の重量差はありますが
荷物のほうが圧倒的に重いので、タイヤ径による重心バランスも
やはり小径タイヤに分があるようです。

これでとりあえずはカホンバッグのカート化は完成。



さて、いっぱい余ってるキャスター、
なんか使い道は無いもんか…

カホンバッグ改造日記・最終章2

2017年02月24日 08時44分19秒 | カホン自作

こんばんわ。
アップルビデオ高津店 焔のDIY術師ブルームです。


これまで繰り返し改造してきたカホンバッグ。
ついに最終形態になりそうな予感も束の間、
大いなる壁にぶち当たる。

ネジが外れねぇ!鋸も歯が立たねぇ!



ここで秘密兵器の登場だ!
トップ画像の危険そうな工具で切断することを決意。
まぁどうせ不要な部分だし。
あと基本的に両手持ちの必要な工具は危険度高いです。


めちゃくちゃ火花を飛ばしながら無事切断&分解完了。




バッグに取り付けるために適当な金具を組む。

いつものホムセンで調達するも、ネジが足らなくて出直すというアクシデント。
春一番(二番だったかも)の吹き荒ぶ中、バイクで出かけて気が付きました。
強風の日は、大きいバイクのほうが安全だってことに。重いからね。
カブ号だと吹き飛ばされそうになりました。


底板に金具で固定、背面は4か所タイラップ留め。


タイヤは柔らかめのゴムの小径(75mm)に交換して
騒音・重量の軽減、重心の降下を狙ってみる。


ついに完成形に到達した!…のか?



では、早速走行テストを。

つづく。