
なんだかまあ、すさまじい雪が降りましたなあ~。
こんなに降ったの、何年ぶりだろ・・・
いやあ、出勤と帰宅が大変でして、月曜・火曜は職場よりも行き帰りのほうが疲れましたわ(遠い目)
そして職場でも、家でも、バンドでも、インフルエンザ多発!!(笑)
よく、おいら、インフルエンザにならずに耐えてるな~!!
今年はB型が多いらしく、おいらが知る限り、身近な人のほとんどがB型ですよ。
B型は熱はあんまり出ないらしいけども、そーとーしんどいらしいですわ・・・
さて、それはともかく、バッキングの問題ですよっ!
前回は、うちのバンドのカホニストVROOOMが、

つぁんのバッキングはいろいろ変化があって合わせてて楽しいけども、
店長のバッキングは割と単調で、退屈であるぞ。
みたいなことを言った、というところまで。
そう、店長のバッキングは、強弱やパターンの変化があまり無いのは事実。
ただ、それは店長が「バッキングの時に手を抜いている」とか、「店長にバッキングのテクニックが足らない」とか、そういう問題ではない、というところまで語りましたな。
そう、店長のバッキングが割と単調なのには、ちゃんとした理由があるのですわ。
それは店長のポリシー、というかギターという楽器へのこだわりだと思うのですね。
なぜ、おいらがそんなことを言えるかというと、おいらは店長のギターの弟子ですからね~。
店長から学んだことが多いのですよ。
店長が何気なく語るいろんな言葉から、おいらは多くのことを学んだもんです。
店長が語るいろいろな言葉をつなぎ合わせて判断するに、店長がギターを演奏する時に、最もこだわっているところは、
ギターから美しい音色を出す。
ということだと思うのですわ。
それは店長と一緒に、いろんな人のギター演奏を聞いた時に、店長が評価するポイントがそこにあるからなのですよ。
それをわかりやすくするために、店長がギター演奏を聞いた時の、ほめ言葉とけなし言葉を見てみましょうか。
ちなみに、店長はとても優しい人だし、奥ゆかしいので、よほどのことがないと、人の演奏をけなしたりしません。
でも、おいらに対しては厳しいので(笑)けなし言葉のほとんどが、昔のおいらに向かって使われた言葉です(笑)
褒めるとき

あの人はギターを鳴らしているね~。
きれいな音を出していたね~。
音の粒立ちがいいよね~。
けなすとき

良いギターがもったいないね~。
左手でしっかり弦を押さえて、右手でクリアに音を出さないと、ギターは鳴らないよ。
つぁん~、マーチンが泣いてるよ、鳴ってるんじゃなくて、泣いてんだよ~。
はい、これでなんとなくわかりますよね(笑)
もちろん、こういうこと以外にも、店長がいろんな評価をするときもあります。
でも、店長にとって、最もこだわりがあって、ギタリストが最低限おさえておかなきゃいけないことだと考えているのは、
ギターを鳴らす
ということだと思うんですな。
実際、店長がギターを弾くと、きれいな音色がしっかりと出てきます。
だから12弦ギターを弾き始めたころは、左手の力が足らないことをいつもぼやいていて(笑)
もっとしっかり押さえて、きれいな音を出したいよ~。
と言っていたんですな。
これがスキャロップド加工をして、それなりに解決されたときの店長の嬉しそうな顔からも、そのこだわりがよくわかりますわ。
なもんで、店長がバッキングをするときは、ギターをしっかり鳴らす、ということをずっと続けているのですよ。
そしてそれは裏を返すと、同じ調子でずっとバッキングしている、とも言えるわけですね。
ただ店長の言い分としては、
つぁんが強弱をつけてバッキングをしているから、自分が同じことをしてもしょうがない。
自分はとにかく綺麗な音色をしっかり出して、個性を出そう。
というような感じだったのでしょうな。
こういったところから、VROOOMが指摘した、
つぁんと店長が2人でバッキングしているときはいいけども、
店長が1人でバッキングするときは退屈!
ということになったわけです。
いやあ、長くなってしまったので、続きは次号ですぞ~。